8月6日(日)


 第20回を迎えた、さださましの「夏・長崎から」。今年で最終回だからいつもより参加者が多い聞き、PATIO仲間と早めに稲佐山にタクシーで登る。すでに行列は長く、送迎バスが動くころには待機列は長蛇だった。
 もうここで仲間とこんな風に過ごすこともないんだろと思うと、待機中の暑さもなんだか味わい深い。展望台へ登って海を見たり、リハーサルをしている会場を見下ろしたり。

 やっと開場時間になりみんなでまとまって座る。間もなく場内は満員になり、入場規制になるくらいだった。振り返るとさっきの展望台近くまで人がびっしりだった。

 さださんは元気で、天気も良くて夕焼けがきれいだった。いままで参加したときのことなども思い出しながら、しっかりとこの時間を味わう。6回ほどしか参加できなかったけど、その年ごとの個人的な思い出や、そして戦争への怒りや平和への祈りが思い浮かぶ。
 とくに、最後の最後に歌ってくれた『天然色の化石』は、このイベントが最後であるという以上に「平和への強い意志」がこみ上げ、そしてさださんからも感じて、涙があふれずにはいられなかった。
 ありがとう、さださん。ありがとう、長崎。

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