2月18日(木)

 カーリング女子、日本vsカナダ戦。一言でいったら「もったいない!」。
強豪カナダ相手によく健闘したと言ってあげたいけれど、内容をみれば「自滅」。最後まで勝機があっただけにもったいなさ過ぎる(++!)

 8エンドの日本ラストストーンが強すぎて、スチール(先攻で得点)のチャンスを逃すだけでなく、相手にとって有利な位置になってしまった。デリバリ直後、本橋選手の「さっきより(ウェイトが)あるよ」のコールに「まずいっ!」と思った。それは、短いより困る!!
案の定、最悪の所に止まってしまった。
 怪鳥さんに「投げた瞬間、強すぎるとわかったスイーパーはどうしたらいいんだろう」と話す。スキップをする機会の多い怪鳥は「いっそ、ハウス奥まで伸ばすしかない。その方が、日本の石に当てて絶好の位置に止める選択肢がなくなって、カナダのドローが難しくなる」という意見。そうね、たしかにスイーパーのとき「強すぎた石をどう処理するか」よく悩むけど、最悪の位置より使えない位置まで伸ばした方がマシだね。(もちろん手前にガードしたいんだからムダ石になる。でも、わざわざ相手にプレゼントすることは避けられる)

 そして、10エンドももったいなかった。
このエンド、1点だけを相手に取らせればエキストラエンドを日本が後攻で迎えるチャンスがあり、けっして「カナダ優位」とはいえない。むしろ「カナダはここで2得点するしか勝機がない」といってもいいシーン。
彼女たちの得意なテイクをいかして、ストーンを減らしていく作戦がとれなかったんだろうかと思ってしまう。少なくとも有効ストーンが少ないあいだ、カナダは2点以上取るチャンスが減るのに。

 それ以外は日本チーム(とくにマリリンのショット)のプレーは良かったし、カナダも波に乗るまで時間がかかっていただけに、本当に本当にもったいないゲームだった。

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