リトルの星くず日記

　一日中雨の音を聞きながら、駅前シリーズの原稿を書いていました。あまりに寒くて、ホットカーペットを出して膝掛けをしていました。これではまるで、諏訪にいるようです。９月も今日で最後。苦手な残暑がなくて嬉しいけど、秋の紅葉の美しさも少なくて”ぼんやりした秋”のような気がします。

　月惑星研究会があり、怪鳥さんと一緒に行きました。ときどき参加するのですが、木星を長年細かく観測している人の話を聞くと不思議な感じがします。「こういう白斑は○○年にもあったね」とか「８０年代の木星に似ているネ」とかすらすら出てくると、彼の頭の中にスケッチがずらりと並んでいる様子を想像しちゃいます。

　部屋の片付けの続きをしました。夜は星空観測会が行われ、昨日の名月のせいかお客さんが大勢来ました。私は木星を担当しましたが、薄曇りのためときおり観測しにくい時がありちょっと残念でした。でも、小さな子供が「見えた！　縞が２本ある」と喜んでくれると嬉しいです。

　昨日の疲れで起きあがれず、午前中かかりつけの病院に行き、ツムラの漢方薬をもらってきました。なんとか配達を終え帰宅すると、母がお団子を作ってススキや芋を飾りました。昨年は祖母と３人でつくったのにな。夕立に洗われた澄み渡った夜空に、中秋の名月が煌々と輝いていました。怪鳥さんとお月見を楽しみました。

　調布のタウン誌『Ｃｒｏｓｓとーく』の発行日のため、加盟店や書店への配達でした。書店の売上は”ぼちぼち”といったところですが、加盟店が少し減ってきました。稲城や三鷹まで範囲を広げてから、希薄になったようです。帰社した頃には、お腹の調子が悪いずいぶん疲れました。帰宅してすぐ寝てしまいました。

　昨夜から腹痛が激しくなり、午前中はダウン。お昼の電話で聞いたら、怪鳥さんの会社でも似た症状の風邪が流行っているそうです。食欲はあるのに、食べると痛くなるのですから困ります。もうしばらく、おとなしくしてよぉ。雑誌『電脳市場』が発売され、読者からMAILが来たようです。記事に反応があるって嬉しいですね。

　怪鳥さんは久しぶりに体調を崩しお休みしました。私もちょっと腹痛ですが、軽いので駅前シリーズの埼玉県岩槻に出かけました。ここは本当に「人形の町」で、駅前は大きな人形店ばかりでした。地図で見つけた造り酒屋「万両」を取材しました。南部杜氏と蔵人により、金賞受賞酒が造られるそうです。無料の資料館見学ができます。

　お墓参りに行きました。おばあちゃんが亡くなってから、私も道を覚えるくらい来ました。秋の高尾霊園は金木犀が各墓で咲き乱れ、クラクラするくらい一面甘い香で包まれます。台風後の高い秋空は、おだやかに晴れていました。帰りに稲城市の上原園に寄り、家族で梨狩をしました。帰宅の車中は、オリックス優勝のラジオでした。

　台風がきました。風が強く、掃除をしている２階のといが飛ばされてしまいました。そんな中、部屋の片付けは進みます。夜、部屋の収納用品を買いに出かけると、台風一過の空が真っ黒でした。深夜まで片付けをし、月が沈んでから近所の公園に観測に出かけました。空さえ澄んでいれば、秋の東京でもたくさんの星が見えるんですね。

　今住んでいる２階部分、３部屋の大掃除を始めました。マンションから自宅へ約１年前に引っ越して以来、畳の入替え・壁の塗直しなど行ないましたが、暫定で置いた荷物を片づける時間がなく（週末に外出や用事が多いため）いままで過ぎてしまいました。この連休はできる限り部屋作りしようと思いますが、どこまでできるかな。

　手伝っている調布市のタウン誌『Ｃｒｏｓｓとーく』の編集会議でした。１０月には、当誌主催の「全国タウン誌会議」が臨海副都心で行われるため、忙しくなりそうです。私は他の会社から、新しく音楽関係のタブロイド版の原稿を受けたこともあり、だんだん忙しくなってきました。　午前中、髪を切りました。少し軽くなったみたい。

　市川駅前取材に行く途中、電車でお婆さんに席を譲りました。その後言葉を交わすと、彼女は新宿で降りた方が良かったようです。東京駅で山手線ホームまで案内してあげました。祖母を思い出しまして、嬉しいような寂しいような。ちゃんと渋谷に着いたかな。　取材先で、ピラフやカレーをご馳走になり、お腹パンパン！

　代々木駅前に取材に行く途中、近所で甘い香が漂ってきました。あ！秋の香・・・そう、金木犀が咲いていました。今年一番にかいだ金木犀。信州にはこの木がありません。この香に包まれると、結婚した２年前の10月を思い出します。諏訪から来た父の車に花が舞い散っていたこと。新居のマンションの窓から入ってきた匂いのこと。

　今月の駅前シリーズの取材開始。神奈川の鴨居に出かけました。この辺は広告営業が多いのか、よく間違えられてちょっと苦戦しましたが、無事４軒終わりました。帰りに中央線の国立駅で、電車事故による足止めをくってしまい、タクシーで帰りました。帰宅途中の人が多く、こういうのは大変ですね。

　朝食後、掃除・片付けをして、お昼頃出発。復路はスカイラインを使い、伊豆高原を走りました。天気が良くかなたに海が見おろせ、ちょっと肌寒い空気の中ススキがなびいて秋の景色です。厚木あたりで渋滞になりつつ、帰宅。　今回は、彗星観測と美味しい食事と広い温泉と海遊びとＵＮＯ大会の、楽しい旅行でした。

　海岸に出かけました。大島、利島、新島が見え、水平線には白い帆船も。秋の海は波が強く、満潮に向かい足元が恐いくらいでした。夕飯のシチューを食べ、温泉に入り、夜空を見上げたら・・・曇。結局、朝までＵＮＯ大会でした。　今日は祖母の誕生日。もう歳を取らないのですが、もっとずっと先までお祝いをしてあげたかったです。

　ＦＡＳの観測旅行で伊東へ行きました。三連休でさすがに混んでいましたが、海を見ながら走るのはワクワクします。買い出しして、夕飯の手巻き寿司など食べて、温泉に入り、夜中から晴れたので大室山で観測しました。ときおり雲が横切る空でしたが、澄んでいたのでタイバー彗星がとっても良く見えました。

　ＩＳＤＮ化できました！　早速アクセスしてみると、昼だったのですっごく早くて、写真のページとかもスイスイ読み込めるのです。きっと今までの環境がじれったくなるくらい、快適なのです。同番移行ができて良かった。さて、これで怪鳥さんとお互いのペースで通信もFAXも電話も回線いっぱいで便利です。

　終日、原稿書き。けっこうはかどりました。最近、涼しい日が続いて、部屋の窓を開けて原稿を書いていると気持ち良い風が入ってきます。まるで、信州の９月のように湿度がなくて嬉しいです。でも本当の諏訪は、もっと朝晩寒いことでしょうネ。夜、怪鳥さんとＩＳＤＮ準備のために、屋内配線を行いました。

　午前中は４日に取材した喫茶店で原稿を書き、午後は調布編集室で原稿に追われました。帰りに鍵をかうとき、ゴキブリを見ちゃいました・・・ら府中の自転車置場でもまた。なんと、一日に３度もです。もしかして、コオロギかしら？　ちがうわよねぇ、けっこう大きいし形も違うもの。珍しく晴れた夜空の木星を眺めながら、８時頃帰宅。

　自宅で原稿書きの一日でした。いま依頼されているのは脳に関する原稿なのですが、いろいろ調べていると「脳って不思議だなぁ」と思いました。昨夜から睡眠時間と起きている時間がずれてしまい、なんだか変な時間に眠くて困ってしまいます。これも脳の働きかしら・・・とか考えたりして。

　調布編集室で、原稿書きや進行状況の調節など、けっこう忙しかったです。雨降りで、夜からは寒いくらいでした。まるで、諏訪の９月みたいにすっかり冷え込む日でした。　「ナイルに死す」を読み終えました。久しぶりのアガサ、おもしろかったです。エジプトの風景も気に入りました。ピラミッド見たいな！

　午後からＦＡＳ定例会でした。会員の渋谷さんが武＜たける＞君（６ヶ月）を連れてきました。半年前と言えば　そう、百武彗星が接近し話題の時期だったのです。名前はそれにちなんで付けたそうです。いちおう彼は、最年少家族会員(^^;です。ハワイ島に行った竹本さんに見せていただいた火山の様子や島の様子が興味深かったです。

　午後、稲城の上原園へ梨狩りに行きました。以前『月刊Crossとーく』で取材させてもらった所なのです。広い園内には「豊水」「稲城」などの梨と、「ピオーネ」「藤稔」などのブドウが実っており、怪鳥さんと選んで採るのが楽しかったです。試食もおいしかったし、１０月初めまで採れるのでまた行こうねぇ！

　先週取材したサイトウ・キネン・フェスティバルの原稿書き。久しぶりの『月刊LIVE　SATION』原稿で、レイアウトや文字指定など懐かしいなぁ。昔からレイアウトデザインは好きなんだ。今回は１ページだからそれほど凝ったデザインはできませんが、本文はけっこう満足のできじゃないかな。

　午前中は大掃除と洗濯。午後から原稿を整理してMAIL、取材先にお礼状と写真の発送、調布編集室との電話打ち合わせ、駅前シリーズである「mini　mini」と電話打ち合わせ、新しい駅前シリーズのための企画書と見本レイアウトの製作を行いました。細々としたことが片付いて、せいせいした一日でした。はかどる日って満足、満足。

　午前中はチェック作業の続きをし、午後から調布編集室へ。京王多摩川駅付近で障害者の皆さんが開いている喫茶店の取材でした。広くてゆったりしており、気に入りました。本を持ってのんびりとくつろぐことができる店です。店員さんが、みな生き生きと働いているのが印象的でした。

　久々に、取材にも編集室にも出ず、在宅で原稿チェック作業でした。８月は留守が多く、合間も取材で遅くなることが多かったから、こんなふうに家にいて、ちゃんと（？）家事もしながら仕事ができるのは１ヶ月ぶりかもしれない。いつも手抜き家事を許してくれて、夕飯も作ってくれる母に感謝です。

　久しぶりの晴天～！　夏に使ったシュラフを干すぞ、と二人分をベランダへ出して、写真撮影で千葉へ出かけました。仕事がすんで帰る電車の窓からみる空が…まずいぞぉ、降りだした。結局、関東地方は土砂降りでした。帰宅すると、クラゲのような物体とミノムシのような物体が寂しそうにぶら下がっていました。(;_;)

　サイトウ・キネンのオペラ公演の取材。プーランクの喜歌劇「ティレジアスの乳房」は、シュールな作品で演出や美術も前衛的だった。オーケストラ演奏は、相変わらず素晴らしく拍手が鳴りやみません。カーテンコールに応えるキャストが突然ケーキを持って現れると「ハッピーバースデイ」の演奏と合唱！　小澤の誕生日でした。