今月のゴーシュの会は『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝説』。この作品は賢治の童話の中ではあまり知られていませんが、『グスコーブドリの伝説』といえばご存じの人も多いのでは。このブドリの前作品となっているのがネネムなのです。ブドリは人間の話だけどネネムは“おばけ世界”の話で、自由奔放な展開がおもしろかった。私が感じたのは、ネネムの“おばけ世界”は4次元で、3次元の人間界と交錯してるのでは、ということ。これにつていは、またいつか。
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