9月11日(水)

 米国へのテロ事件から今日で1年、今週に入ってからたびたびこの話題がニュースになっている。1年たってあらためて、亡くなった3000人という数字が多いのか少ないのかよくわからなくなる(消防士の300人という多さは理解できる)。あのビルにいた何人のうちの3000人なのかな? よく非難できた方なのか、そうじゃないのか? 神戸で亡くなった6000人のおよそ半分であり…。 特番で消防士とともにビル内部に入ったカメラ映像を見て、あの場所がどんな状況だったのかよくわかった。ずっと疑問だった「1機目がビルに飛びこむ瞬間を写したカメラは何だったんろう?」というのも納得した。 たぶんアメリカは本土攻撃された“9.11”を忘れないと言うだろうけど、日本は“8.6”や“8.9”を忘れないだろうし、中国は南京を忘れないんだろうなぁ。少しだけ救いなのは遺族やニューヨーク市民の中から「武力による復讐は何も生まない」として、戦争に反対する人たちが増えていること。やっぱり「武力よりも和平を望む」ことは、愚かなことではないんだ。
 亡くなった方たちの御霊に合掌。

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