59回目の広島原爆忌。日本は刻々と戦争に近づいている(というかすでにイラクでは日本の軍隊が参戦している)状況に苛立ちや哀しみや空しさをおぼえずにはいられない。これほど未来的で理想的な平和憲法をどうしてこんなにも捨てたい人が多いのか私には分からない。武力が平和を作ってくれるなら、もうとっくに地球は平和な星になっているはず。「私は誰も殺したくないし、誰にも殺されなくない」そんな簡単なセリフも言えなくなるのが戦争。「軍人がどこか遠い国でやるのが戦争」だと思っている人が多い気がしてならない。 それでも、諦めずに私は祈り続けたい……と思いながら、さだまさしの『夏・長崎から』を見る。
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