昨日から屋根のペンキ塗りが始まった。天井の向こうで人がパタパタしてるのが分かる。昨日は錆取りで大きな音がしてちょっと寝不足。今日は塗る作業だから、静かだった。
夜はゴーシュの会で『氷と後光』を読む。東北の雪原を走る夜汽車と、車内に満ちるリンゴの香。そして子どもを愛おしみつつ、将来悟りを開くような人物になることを願う若夫婦。朗読していてとても気持ちのいい作品だった。とくに、最後の「窓に着いた蘭の葉の形の氷から、昇ったばかりの朝日が後光のように子どもに降りそそぐ」シーンはとても美しい。
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