今月のゴーシュの会は『十六日』。お盆休みの一日にやって来客と、その後の夫婦の微妙な会話と心のひだが描かれていて、ちょっとした短編映画のようだった。
賢治にしてはめずらしく、童話や心象スケッチと言うより大人の小説だった。
今月はこの作品に関連して、賢治の恋愛遍歴を教わる。彼の学生時代の憧れていた女性や、大人になってから同じ理想を追い実現するパートナーとしての女性……。彼もいろいろあったんだなぁ。
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