2月10日(金)

 スカパーのサッカー番組でよく見ていた富樫洋一さんが亡くなったという新聞記事を見てびっくりした。「えっ!いつ?どこで?」って感じで(2/7にアフリカ選手権を取材中のエジプト)信じられないくらいだ。風邪をこじらせ痰を詰まられせて死亡するなんて、彼のおおらかな姿とはまったく重ならない。
 『foot』でも倉敷さんが悲しそうに、彼の追悼ダイジェストを紹介していた。
 きっとW杯まではこの星に残って、しっかりサッカーを見ていくんじゃないかな。もちろん、アフリカ選手権の決勝に自分の黙祷が行われることも確認して。

 それにしても最近、お元気だった人が急になくなるケースが続く。その度にとても驚き悲しみ、そして人生はつくづく儚いものなのだ……と思う。
 突然の訃報を聞いたときはいつも、村上春樹の『蛍』の中に出てきた「“死”は“生”の反対にあるものでなく、“生の一部”として存在する」というフレーズを思い出す。

 “ジャンルカ・トト富樫”氏に合掌。

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