4月7日(金)


 TAMA市民塾「『甲州道中』ご案内」を卒業したメンバー有志で「歴史の道を歩く会」を結成し、今後も継続的に学習&街道散策をすることになった。

 そこで今日は、「大月~勝沼宿 桃源郷巡り」に出かけた。国立駅からバスで出発すると、ちょうど国立高校が入学式だった。
 府中インターから中央道にのり、まずは大月へ。いつも中央道を走るとき気になる名前「猿橋バス停」の猿橋を見学。思っていた以上に渓谷で感激した。
 それ以上に興味深かったのが猿橋の向こうに架かっていた水路橋で、渓谷の上をごうごうと音を立てて水が流れている様がおもしろかった。

 次に、花咲宿本陣の星野家を訪ねる。ちょうど雛人形を展示している期間で、江戸時代の古いものなどたくさん並んでいた。

 勝沼まで中央道で移動し、昼食後にみさか桃源郷公へ行く。本来ならここから一面に広がる桃の花畑を眺められるのだが、まだちょっと早くてつぼみが多くて残念。

 その分も楽しもう(!?)って感じで、つぼみの桃畑の中を橋ってワイナーを見学。ほろ酔い気分で勝沼氏館跡を見ながら、甲州の甲州街道を散策。

 そのまま武田勝頼ゆかりの大善寺を参詣する。ここには、まさにぶどうを持った薬師如来が安置されていて、住職が丁寧に説明してくれた。

 さらに笹子峠を進み、武田終焉の地であり、勝頼らがねむる景徳院を訪ねる。夕方にもなり、とてもうら寂しいところだった。

 本当はさらに笹子峠を登り矢立の杉を見たがったが、まだ冬期閉鎖中で行けなかったので、国道20号を走った。最近はすっかり高速ばかりで国道の笹子トンネルを走るのは久しぶりだったけど、街道の風情の残る場所も所々にあり面白かった。

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