リトルの星くず日記

　さだまさしの「母を讃えるコンサート」が横浜アリーナであり怪鳥さんと出かけた。これはまさしんぐWORLD（さだまさしファンクラブ）設立30周年記念のコンサートで、なんとフルオーケストラが入った贅沢なステージだった。

　二人の席は前から３列目の中央（やや右）という非常によい席で、チェロやビオラの音がとても良く響いてきた。あんまり近すぎて、一番左端のピアニスト・倉田さんの姿が見えなくてちょっと残念なくらいだった（笑）。
　どの曲もオーケストラバージョンになっていて美しかったが、なかでも『天然色の化石』は魅入ってしまうほど素晴らしかった。昨秋の「さだまさし3333回コンサート」にギター１本で歌ったのを聴いた渡辺俊幸指揮者が「ぜひオーケストラバージョンにしたい！」と申し出て編曲したという。とても良かったので「これはぜひシングルカットして欲しいね」と怪鳥さんも感動していた。カップリングにノーマルバージョンとギター１本バージョンで３曲にしたらいいぞ、私たちの勝手な話は弾む。
　そして、これまた「3333回コンサート」でも来てくれた吉田政美さんが登場し、ひじょーに古いグレープの曲を二人で演奏してくれました。また、オーケストラバージョンのグレープなんて、とても不思議な感じがした。さらに、グレープ（レーズン？）の新曲として『さよなら橋』も披露された。

　とても充実したコンサートで、じっと見入って（聞き入って）いると、ここがひろーいホールであることを忘れてしまうくらいだった。カーネーションがステージを彩っていた。