11月6日(月)

 姉、私、妹の3人で8時過ぎに病室へ行く。母の顔色はよく、すでに手術用の上着に着替えていた。
 9時に手術室へ移動。待合室には他にも家族がいて、みんなそれぞれ心配そうだね。
私と姉は母のパジャマの裁縫をしたり、本を読んだり。妹は皮膚科に行って持病の診察をしてもらう。

 12時ころ主治医に呼ばれて、家族説明室で切除した患部を見せてもらいながら説明を受ける。患部の詳しい検査をするともっと具体的な今後の治療方針が決まってくるが、母の体力や通院の腰の負担など考えるとどうしたものか。
 なによりも母にとって、少しでも痛みや負担が少なく最善の方法を探したいと思う。

 結局1時ころ手術室を出て病室へ戻る。幸い母は覚醒してきても患部を痛がることもなく、傷の具合も問題なさそう。まあ、これから傷が痛かったり、腕が不自由だったりするんだろうけど。
 とりあえず、明日の様子をみないことには、患部も腰もどんな具合かわからない。

 夕方、1番目の姉が神奈川県に帰った。
その後から、雨が激しく降り出し雷も響いた。

 夜8時、面会時間終了の合図で私と妹は帰宅。
おやすみ、お母さん。 今日は一日、お疲れさまでした。

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