昼から葬儀・告別式。そして出棺され、火葬。初七日の法要。すべて滞りなく行われた。
亡くなった叔母の夫である叔父さんが、最後の挨拶で「妻は元気なときはいつも花の世話をするのが好きでした。きっと一足先に行ったあの世でも、花をたくさん咲かせていることでしょう」という言葉を聞き、優しかった在りし日の姿が浮かび涙があふれました。
それにしても、名古屋地区の収骨は一部しか拾わないのでしょうか。小さな骨壺に足の骨から頭蓋骨まで順に皆の手で拾って治めましたが、納まりきれない多くの骨はそのまま火葬所に残されていました。
「もう終わりなの?」「あの立派な大腿骨は捨てちゃうの?」「全部拾って一緒に帰りたいよ」ととても心残りでした。
思えば佐藤家の義祖母のときは、あの小柄な体からは想像できないほど立派な骨でみんなで感心しながら拾ったものです。諏訪の父のときも、一つ一つ丁寧にゆっくり拾うことで父の肉体がもうこの世にはないことを実感しました。
なのに、名古屋式の収骨はなんともあっさりとして、催促されるように短時間で終わってしまいとてもショックでした。
叔母ちゃんへ、どうぞ安らかにお眠りください。合掌
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