晴れたので、延期された「多磨霊園めぐり」に参加。ここに大勢の著名人が眠っていることは以前から知っていたが、本名のお墓など私では見つけられないところも多いので、やはり詳しい人に案内していただくのはありがたい。
今回は先生の得意分野である近代文化人達を中心にめぐり、墓碑の前で琵琶「石童丸」や徳川夢声の「宮本武蔵」を聞き、『落葉松』の詩を味わった。
とくに、与謝野鉄幹・晶子の墓(写真)の前で聞く、岸田今日子の『君死にたまふことなかれ』は素晴らしかった。
園内の桜は、日当たりの良いところは三部咲くらい。
でも、ちょっと風が冷たかった。
夜は、
ゴーシュの会で『雨ニモマケズ』を読む。
これまで多くの賢治作品を読んできて、あらためてこの詩は“賢治の「経典」である”と感じた。