目星をつけた駒ヶ根サービスエリアに寄ったら、やはり望遠鏡を出している人たちがいた
雲も薄くなってきたし、「金星の日面経過」の第一接触の時間も近づいたのでここで観測することにした。
もともと簡易的な観測機器(望遠鏡とカメラ)だったので手早く組み立てると、すぐに太陽を見る。若干の雲が往来したが、第一接触から第二接触まで観測成功! 白い太陽面に黒い金星がボチッと見える。
感激だね~、8年前は雲と格闘して一瞬しか見られなかったからね。
その後、雲が多くになり見られない時間が増えてきた。もう少し南の方が晴れていそうだなので、中央道をさらに走って移動することに決めた。恵那山トンネルを越えたら……青空!
恵那峡サービスエリアに入ったら、日食メガネで太陽を見ている人や、望遠鏡を通行人に見せてあげているグループがいた。「うん、ここで観測しよう」と準備開始。日に焼けるくらいの晴天で、順調に中央経過も撮影した。
途中でいろいろな人たちが関心を示したので「どうぞご覧ください」と言ってあげると、うれしそうに見て喜んでくれた。
昼12時過ぎたころからここにも雲が増えて心配になったので、さらに南下を決める。中央道を走り、結局土岐インターで降りた。道の駅があったので、急いで機材を組み立てる。ときどきはぐれ雲が来てハラハラしたけど、無事に第3接触と第4接触を撮影。
観測成功、おつかれさまー!
落ちついてから観測場所だった「道の駅 志野・織部」をゆっくり見物する。さすが、焼き物の町・土岐市。道の駅の周りは「織部ヒルズ」という土岐美濃焼卸商業団地になっていて、ギャラリー&ショップがいっぱいあった。
夜は、諏訪でゆっくり妹に写真を見せたりしておしゃべり。