江戸文化の講座に参加する。今回は江戸時代に限らず、古書に登場する“猫の怪”を読みました。
例えば、『名月記』の猫又、『新著聞集』の古猫、松浦静山の『甲子夜話』、根岸鎮衛の『耳袋』、あちこちにある猫塚、そして日本各地にある「猫檀家」のむかし話。さらに、有馬の猫騒動に鍋島の猫騒動、『半七捕物帳』 の三河万歳。ほかにもいっぱい資料をもらったんどえすが、時間切れでここまで。
途中休憩では、歌舞伎『梅雨小袖昔八丈(髪結新三)』の傘づくしの台詞を聞き、市丸の端唄『書き送る』を聞く。
「二つ文字」が“恋”を表すことはわかっていたけど、それが「二つ文字(こ)、牛の角文字(い)、真っすぐな文字(し)、ゆがみ文字(く)」という延政門院悦子(後嵯峨天皇の皇女)の歌に由来すると初めて知った。
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