さすが渡部先生、先日のロシアの巨大隕石の話や、そのマスコミ対応で慌ただしかったことをコミカルに伝えてから、パーンスターズ彗星を紹介。聴衆はみな、ときに笑い声を上げながら、真剣に楽しく講演を聴きました。
そして、圧巻だったのは、後半のQ&Aコーナー。
「かわさき宙と緑の科学館」の国司眞解説員が司会をしながら、会場から寄せられた質問状をまとめながら渡部先生に聞いていく。メディナになれた二人の会話は、NHKの上質な番組を見るように快適で、魅力的なトークだった。
その後、府中市郷土の森博物館に移動して「星空観望会」の準備。
今夜は、木星の衛星の見える数が2つ→3つ、やがて4つに変わっていく様子が見えておもしろかった。
お客さんたちも「最初に見たときに比べて、衛星が木星から出てきたのが見える!」と興味深そうに何度も見ていた。