昨春から取材し、ずっと制作してきた『世田谷区の100年』が完成した。出版社から届いた本を手にとり、しみじみと安堵した。やっとできあがったー!
これままでも『長野「地理・地名・地図」の謎』など自分の本ができたときは嬉しかったが、今回は喜びもひとしおだ。
数年間の介護生活中レギュラー仕事以外は積極的に行わなくて、久しぶりに携わった大作。前回の『世田谷区の昭和』編集に比べ、すっかり体力も集中力も記憶力も衰えて本当に苦労した。前回も最後のほうはバタバタでストレスに倒れそうだったが、今回は最初からずっと心配で毎日ストレスを抱えていた。とくに執筆期間はインフルエンザにかかり5日間も倒れ込み、ただでさえ足りない時間がもうなくなった(笑) 結局、おきてやぶりの締め切りブッチm(__)m 出版社の担当者に大きな迷惑をかけながら、ようやくたどり着きました。
午後になって、写真を貸してくれり執筆してくれたりとさまざまに協力してくれた方々からの電話やメールがきた。みんな完成本が届き、一様に喜んでくれた。この声と、多くの出会いが、今回の何よりのご褒美です。
みなさん、ありがとうございました。