9月19日(水)

 たさだまさしの小説『精霊流し』を読み終えたんだけど、困ったことに涙が出なかった。TVでもあんなに「泣ける!」って言ってたのに…期待しすぎたのかな。自叙伝的小説だからしかたないんだけどほとんど知ってるテーマで、「感動~」というより「うん、これ聞いたことある」って感じで入り込めなかった。ホントはすっごく涙もろいんだけどなぁ、私。 日本政府は自衛隊を派遣するとか言い出すし、米国も戦争好きでテロと変わらないほど戦闘的。そもそもテロをなくすためにはその原因を断つことが必要なのに、米国はちっともかえりみない。被害にあった日本人の一人として、もしかして責めるのはテロの原因を作り安全な国でなかった米国なのかも。米国の正義は西部時代からちっとも成長してないし。日本は「湾岸戦争のようにお金だけ出して感謝されないことは繰り返したくない」っていうけど誰に感謝されたいのかな? 50年後、100年後の未来の地球人が「戦争をしない日本はすすんでいた!武力を使わず世界を和平にした。その途中でお金を出すという試行錯誤をしたけど、やがて本当の平和のために必要な働きを武力を使わず全世界に先駆けて行った」と感謝されれば素敵じゃん。

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