11月18日(日)

 FASメンバー8人が14時に集合。天気予報をみつつどこへいくか相談。15時半ころとりあえず河口湖へ向けて出発。しかし現地は雲が厚く移動を決定。20時ころ八ヶ岳方面の天気を確認すると曇。甲府で友人に電話をかけたりインターネットで情報を集めどこへ行くか迷う。旅行に出かけた両親は静岡県岡崎で快晴。1時間ほど迷ったあげく再度八ヶ岳の天気を聞くと雲量1。原村へ移動決定。22時に到着すると快晴! 荷物を下ろし観測の準備。22:52に1つめの群流星が飛ぶ。この時間特有の長い経路で、東の八ヶ岳の上から西の彼方まで10秒間ほどかけて長く飛ぶ。さらに23時をするといくつも長経路の群流星が飛び、呼ばれてから振り向いてもまだ見える。24時観測開始。5分間ずつカウンターを使ってひたすら数える。徐々に数が増え2時半をすぎた頃から等数をいえないほど増加。まもなく5分間に100個を越える。明るいマイナス等級の流星が多く、永続痕を残すものも多い。3時半過ぎはやや細かい感じの流星が増える。輻射点から当時に数個が、四方八方に飛び出すときがある。地平線近くにたくさん飛ぶため、地面に刺さるように降りしきる。冬木立の林の間を流星が走る。明るいフラッシュに気づきふり返ると、反対側も同じくらい降っている。西側に流星が流れ集まる。4時を過ぎてもへらず、やんだかと思ってもまた降り出す。5時近くなると薄明により観測数もへるが、思ったほどの激減ではない。結局6時までカウントし、5分間に6個ペースで終わった。原村の自然文化園では「しし群観測会」が行われていたがニュースによると途中2時頃に雲に覆われたらしい。数㎞も離れてない場所だがここはまったく雲がなくよかった。府中に到着後写真を現像するとたくさんの流れ星と永続痕が映っていた。素晴らしいしし座流星雨だった。

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