ゴーシュの会で『電車』を読む。(路面)電車に乗り合わせた者同士の視線の交錯と心理的な会話を、演劇的手法で表したもので興味深かった。
後半は「賢治のとっての“まこと”」について、その続編。同じ盛岡に生まれ賢治にも影響を与えた人物の一人である新渡戸稲造について聞き、彼の書いた『武士道』の精神(の概要だが)教わる。なるほど、心ない日本人なんかよりもずっと多く外国で読まれているのも納得だ。
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