曇で彗星観測もちょっとお休み。というわけで、忘れないうちにホームズ彗星のここまでの変化をメモ。
なお、文中やスケッチで使っている「核・コマ・テイル」という言葉は私の感想(区別してみた)だけで、正確ではないと思います。ふだん見る“尾をひく彗星”とはちがう形をしているし、とつぜんの大バーストで何が起こったのか不明のため、どの部分が何なのかまだよくわかりません。
★10月25日(木)未明3時頃……恒星状に見える。3等以上。
ペルセウス座に明るい星が一つ増えたみたい。
×10月25日(木)深夜……曇。まったく見えず。
×10月26日(金)深夜……雨。台風接近。
×10月27日(土)夜……台風は去ったが、まだ雲が多く見えず。
★10月28日(日)未明3時頃……雲が切れて星が見える。
中心に点状の光る部分(核)。
それを円形にとりまく、明るい濃い部分。
さらに、それを円形にとりまく淡い部分。
肉眼で見ても、「恒星とはちがう」ことがわかる。
★10月29日(月)未明1時頃……台風後のクリアーな快星。
※上のスケッチ。 [FUJINON 15cm]
中心に明るい点(核)。
それを円形にとりまく、明るい部分(コマ)。
さらにその内部に偏って特に明るい部分あり。
外側はやや白っぽく明るい部分と、
淡い部分の二重になっている(テイル)。
一番外側をとりまく細く白い部分。
なんとなく大外が、うっすら青っぽい(イオンテイル?)★10月29日(月)深夜……晴れているが、昨夜よりくすんだ星空。
(前二日間が台風一過で非常にクリアーだったとも言える)
※下のスケッチ。 [FC50]
彗星は、中心に明るい点(核)。
それを円形にとりまく明るい部分(コマ)と、
偏って明るかった部分が拡散して薄く広がった?
外側の淡い部分も拡散して薄く広がった。
二重には見えない。
全体として淡く、光っている面積が広い。
空も彗星も全体がかすんで、細部がわかりにくく
スケッチもたいしたものは描けませんでしたが、
いちおうアップしておきます。(参考程度)
×10月30日(火)夜……曇から小雨。まったく見えず。
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