11月17日(火)

 朝から冷たい雨が降り続けた。天気予報では「夜になれば関東は晴れてくる」という言葉を信じて、雨降りのなかFAS府中天文同好会メンバー4人でしし座流星群の観測に出かけた。

 いつもの富士山麓も曇っていたが、しだいに晴れて星が広がり「いよいよ本格的な観測を始めるか」と思った深夜2時ころ、あたり一面がモヤに包まれてしまい移動を開始(ここまでの間リトルは腹痛&頭痛により車でひたすら休息m(__)m)
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 結局、西湖近くに場所を移動し、3時過ぎから観測開始。夜空は快星で冬の天の川が美しかった。すでにしし座も東に昇り、防寒着の支度中にもピュン!ピュン!と群流星が流れる。
 私は体調不良により観測担当は遠慮して、記録係として参加。0等級の明るい流れ星が流れ、ときには永続痕を残すものもあり「いかにもしし群!」という流星でカッコ良かった。
(写真はFASメンバーが撮影した明るい流れ星・・・でも、残念ながらこれは散在流星。ちなみに下方のオレンジの明かりは記録風景)

 夜明けの5時半まで観測を続け、2時間で66個の群流星を数えた。怪鳥さんたちの計算ではピーク時間が日の出ころなのでどのくらい見られるかな?と思ったけど、ピークへの立ち上がりが早かった(ピークが突出してない)のか、4時頃にはHR50を数えた。
 流れる様子もしし群らしく「明るく・早く・痕を残す」ものが多くとても感動した。
体長の思わしくないなか、頑張って見に行って本当に良かった。(トレイル計算して「出現する」と知らせてくれた研究者の皆さん、良いものを見せていただきありがとうございますm(__)m)

 ピーク時間に適したネパールへ出かけたジェレミーさんはどのくらい観測できたかな。研究者の人たちも今回の予想と結果を照らし合わせて、さらに深い研究ができることでしょう。
 そして私たちは、研究者さんたちの精度の良い「流星予報」をたよりに、美しい天体ショーを楽しませてもらいますね!ありがとう。

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