いつもの富士山麓も曇っていたが、しだいに晴れて星が広がり「いよいよ本格的な観測を始めるか」と思った深夜2時ころ、あたり一面がモヤに包まれてしまい移動を開始(ここまでの間リトルは腹痛&頭痛により車でひたすら休息m(__)m)
私は体調不良により観測担当は遠慮して、記録係として参加。0等級の明るい流れ星が流れ、ときには永続痕を残すものもあり「いかにもしし群!」という流星でカッコ良かった。
(写真はFASメンバーが撮影した明るい流れ星・・・でも、残念ながらこれは散在流星。ちなみに下方のオレンジの明かりは記録風景)
夜明けの5時半まで観測を続け、2時間で66個の群流星を数えた。怪鳥さんたちの計算ではピーク時間が日の出ころなのでどのくらい見られるかな?と思ったけど、ピークへの立ち上がりが早かった(ピークが突出してない)のか、4時頃にはHR50を数えた。
流れる様子もしし群らしく「明るく・早く・痕を残す」ものが多くとても感動した。
体長の思わしくないなか、頑張って見に行って本当に良かった。(トレイル計算して「出現する」と知らせてくれた研究者の皆さん、良いものを見せていただきありがとうございますm(__)m)
ピーク時間に適したネパールへ出かけたジェレミーさんはどのくらい観測できたかな。研究者の人たちも今回の予想と結果を照らし合わせて、さらに深い研究ができることでしょう。
そして私たちは、研究者さんたちの精度の良い「流星予報」をたよりに、美しい天体ショーを楽しませてもらいますね!ありがとう。