8月13日(土)

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 遅いブランチ(と言うとかっこいいけど、単なるインスタントラーメン&パンなど)を食べて、昼からみんなで遊びに出かける。
今年は、御柱祭にスポットを当ててみました。

 まず、白樺湖から女神湖へ行く途中の「御柱の道トレッキングコース」を歩く。
ここは、2004年・前々回の御柱祭で曳航された御柱が切り出された場所なのです。本来は、上社の御柱は八ヶ岳山麓の御小屋山中(茅野市)から切り出すのですが、昭和34年の伊勢湾台風の影響によりモミの巨木が倒れ用材不足となってしまい、1998年は東俣国有林(下諏訪町)から、そして2004年はこの立科町有林から御柱が選ばれたのです。
 トレッキングコースは沢にそって上る山道で、森林の空気が気持ちよかった。20分くらい歩いたところでやや開けた場所に出て、そこに大きな切り株があった。これが御柱の伐採跡なんだ。7年の間に切り株には苔が生え、『もののけ姫』に登場する「こだま」がいっぱい栖んでいそうだった。さらに上流にもう7本の御柱の切り株があったが、雨が降りだしたので4つほど確認すると急いで下ることにした。
 御柱の切り株のあった場所にはとても神聖な空気が満ち、深呼吸をいっぱいして精気を体中で受け止めた。
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 次に蓼科御泉水自然園へ行く。
実は、この場所へ来るのは初めて。他のFASメンバーは何度か来ているのに、地元民だった私がいちばん足が遠かった。
園内には多くの高山植物や野鳥などの動物がいて、初めて知った「サルオガセ」という植物が緑のベールみたいで面白かった。
 この園で本日のお目当ては、「里帰りした本宮一之御柱」だ。前回の御柱祭でお役目を終えて「御柱休め」になったものが、ここに移され建立されていた。さきほど切り株を見た御柱が、上社で6年間役目を果たし、そして余生をこの蓼科山の下で過ごしているわけだ。とてもきれいな柱(たぶん腐植剤が塗られて化粧をしたよう)で、本一にふさわしい威厳があった。

 それから、蓼科温泉へ行き滝の湯でお風呂に入った。広い露天風呂が気持ちよくてついゆっくりしてたら、雨が降りだした。
 急ぎJAへ行き、今夜の夕飯の食材を買う。

 バンガローに帰り着いたが、土砂降りでしばしおやつタイム(本当はすっかり夕飯時間)。ようやく小降りになってカレーを作り始める。
手早くできあがり、お腹いっぱい食べた。
 
 雨は予報通り降り続いていたので、しばしみんなでゲーム。「チケット トゥ ライド~アメリカ横断鉄道レース」は何度やってもなかなか終わりません。一勝負ついたところで、すっかり真夜中。雨も上がったので、観測地まで移動。
 まだ雲が多かったけど、次第に晴れて星がいっぱいになった。昨晩に続きISSが明るく見えた。
3時から流星観測も始め、1時間で20個ほど記録した。そのうち明るいものを怪鳥さんが撮影に成功しました。

 ま、今年は月が明るいし、こんなもんかな。

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