8月7日(火)

 昨日の「なでしこ」に続け!と日本中が盛り上がって迎えた、男子サッカー日本vsメキシコ。

 しかし、ケガをした永井選手がスタメンになったところで、「これはヤバイな」と嫌な予感。
今まで何度となく繰り返してきた「ここ一番で迷いのある監督采配」。日韓ワールドカップトルコ戦、アテネ五輪、北京五輪……ふと血迷ったように「相手の意表を突く」スタメンやフォーメーションで選手を送り出す。その結果は、裏目に出ることの繰り返しだった。

 前日練習まで永井選手は休んでたんだよね。きっとほかの選手は「彼のいな想定で必死でがんばり(自分のチャンスにもなる)、彼を決勝に連れて行くために戦う」くらいに思ってたんじゃないのかな。
 だいたい日本の実力は、本調子じゃない永井選手を飾っておいて10人で勝てるような余裕のあるチームじゃない。必死で11人が守って攻めて、やっと勝ち上がってきたのに。
 だから2失点後なんかもうバタバタに崩れて、建て直すどころじゃなく、ロスタイムにも「追いつけばまだある!」というムードがなかった。

 完全に、監督の人選ミス。せめて1失点後すぐ、あるいは「永井選手が走れない」とわかったときすぐ、杉本選手でも齋藤学選手でもいいから彼と変えるべきだった。(疲労してる清武選手よりも走れない永井選手の方がピッチで役に立たない)
 なによりも、最初から永井選手のいない想定で、残りの全員が必死でやる練習を前日からして試合に臨んでほしかった。そして、永井選手は決勝でベストの体調で迎えられるよう、自分を管理(治療に専念)するべきだった。

 すごくつまらない試合だった。(大津選手のビューティフルゴール以外)

 個人的には、その前に見た女子バレーの方が、すごーく面白くて熱中した。
息のつまるシーソーゲームを撃破して、中国に24年ぶりの勝利。
次のブラジル戦もコツコツ得点を上げて、がんばってメダルをとってね!

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