2019年4月30日(火)

 とうとう「平成」最後の日。これで、「平成最後の○○」も終わりなんだな。

 数日前から、今上天皇と皇后の歴史やエピソードがたくさん報道され、すっかり情報通になった。
基本的には思っていたとおり、心身ともに苦労して“象徴天皇”のあり方を探し、そして結婚してからは皇后と二人で実行してきた姿があった。
 そんな彼の人生の根底には、やはり若いときに家庭教師を受けたヴァイニング夫人の影響が強いのだろう。彼女自身のクエーカー教も、遠因として“象徴天皇”に影響を及ぼしていると感じる。

 午前中に「退位礼当日賢所大前の儀」が行われ、夕方に「退位礼正殿の儀」が行われた。
 最後の言葉も「新しい令和の時代が平和」であることを「皇后と共に」願うことに、あらためて平和への気持ちを貫いたことを感じた。そして、とうとう祈ることが「我が国」だけでなく「世界の人々の安寧と幸せ」を祈るところまできました。

 2016年8月に「退位の意向をにじませるビデオメッセージ」を公表してから今日まで、関係者の苦労もあったろうけど、本人が健康でこの日を迎えられたことが何よりです。

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