熊本からフェリーで島原入り。船が近づくにつれて雲仙の山が見えてきてドキドキします。まずはトロッコ列車で車窓から観光。案内係のおじさんも噴火の被害で家や鉄工所を失った方でした。昼食のあと杉木伸一さんにお会いし噴火の被害現場を見て回りました。彼は住民の証言集『そのとき何が』を自費出版され、その本を私が購入した縁で今回案内してくれました。もう一人、当時の消防団でたまたま被害に遭わずにすんだという方からもお話を聞きました。10年たったとはいえまだ火砕流や土石流の跡も生々しく、その恐ろしさを実感し涙があふれました。また、自然(地球)の威力にもあらためて驚かされます。夜は水まつりがあったので私たちもいっしょに灯篭を流しました。
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