2020年5月28日(木)

 1733年(亨保18年)の今日、隅田川の両国川開きで花火が打ち上げられた。これにちなみ、5月28日が「花火の日」になっている。この川開きは、当時の大飢饉や江戸に流行した疫病による死者供養と災厄除去を祈願して行われたという。まさにいま、同じ気持ちで花火を見上げたい。

 今年は諏訪湖で打ち上がる花火がいずれも(7月・8月・9月)中止になってしまった。夏に感染症流行がどうなっているかわからないが、何十万人も集まる大会は無理だ。
 でも、せめて夏のあいだ毎晩15分間だけ上がる「諏訪湖サマーナイト花火」はなんとか密集を避ける工夫をしてやってほしい(諏訪の夏にひとつも花火が上がらないのは寂しい)と思っていたところ、先日NHKで「徳島県阿南市の花火師が市民を元気づけるために大型連休中に短時間の花火を上げた」という地域ニュース(5月11日)を見た。花火師さんは「人が集まらないように」とあえて時間を決めずに打ち上げをし、それでも市民は花火が始まると楽しく見上げたという。
 これだ!と思い「時間不定の花火の打ち上げ」を諏訪の観光係に提案した。25日に返事が来て「実行委員会に伝えます。(略)感染状況等を注視して6月下旬に決定します」とのことだけど、前向きに検討してもらえるといいな。

2020年5月21日(木)

 本来なら今日、府中でさだまさしのコンサートが行われる予定だった。
会長さんと行くつもりでチケットも購入してあったけど、ご多分にもれず延期である。

 来年の1月には新型コロナ感染症のワクチンや特効薬ができていることを願い、流行性インフルエンザにも気をつけて、元気にさださんの歌を聴きたいものだ。

2020年5月11日(月)

 毎年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」と9月の「全国新作花火競技大会」の中止が正式に決まった。
 4月ころから全国各地の花火大会中止が発表されるなか、公式サイトでは「検討のうえ5月中旬までに発表する」となっていた。「たぶん難しいだろうなぁ……」とは思っていたけど、いざ正式にいわれるとやっぱり寂しいね。そもそも私のように東京に住む者は、お盆の帰省もはばかられる気持ち。
 
 せめて、夏休みに毎晩あげる「サマーナイト花火」が短縮版(もともと15分という短時間だけどさらに5分などの超短時間)でもできると、市民は少し「諏訪の夏だ」となぐさめられるかな。

 そんなことを考えながら御柱祭が今年じゃなくてよかった、と思う春。

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