12月12日(木)

 お義母さんが踊りの発表会に出かけたので、お義父さんのお昼や入浴、投薬などの世話を一人で行う。
慌ただしかったけど、必要な物はお義母さんが準備していってくれたから、大きな問題なく過ごせてよかった。

 お義母さんにも息抜きは必要だからね。お稽古仲間と楽しく過ごせたようで良かったね。

12月11日(水)

 この秋に買ったスタットレスタイヤを、ようやく履き替えに行った。
買ったときに「新品は本格的な雪道に行く前に、ならし(一皮むく)運転をしたほうがいいですよ」と言われていたので、そろそろ装着しなくちゃちゃとずっと気になっていた。でも11月からアイソン彗星の観測で、車内がすっかり観測機器置き場になっていて、替えるべきタイヤを積んで出かけるがタイミングなかったのだ。 
 これでようやく足元があらたまったから、雪が降っても(あるいは諏訪に帰省しても)安心だ。

 謀議に加わっただけで処罰対象となる『共謀罪』を、安倍政権が検討するという報道を読む。
もはや、彼の政治に反対する意見を誰かと口にした(あるいは思った)だけでも犯罪者にされてしまう時代が近づいている。このままでは本当に、自由も人権も奪われてしまいそうだ。(共謀罪を作れば五輪テロがなくなるわけじゃない)
 「国民を守るために国家がある」と言うけれど、究極の場面ではいつも「国家によって国民が傷つけられ見捨てられてきた」のだ。
 
 そして、そんな現政権の問題点や原発の危険性を伝えてくれるメディア(NHK)も、安倍首相に近い人物らで固められてしまった。こうして何もかも、静かに確かに閉ざされていく。

 戦争が廊下の奧に立っていた (1939年 京大俳句会にて)

12月10日(火)

 高専ロボコンの深夜放送が始まった。
そして、カーリングのソチ五輪世界最終予選も始まった。
いろいろ楽しいけど、時間がとられます(笑)

 怪鳥さんから「夕方に国際宇宙センター(ISS)が見えるよ」と教わったので、予定時刻にベランダでスタンバイ。
午後5時半過ぎ、金星の近くから明るく移動してくるのが見えた! 天頂に来たときは、形が分かるんじゃないかと思うくらい明るかった。思わず「若田さん、がんばってくださいねー」と手を振ってみた。

12月9日(月)

 お義父さんの薬を受け取りに行き、さらに自分の足の傷を見てもらいに整形外科へ行く。
傷口に残っていた異物は切除しきれなかったアテローマの一部で、それを取り除いてもらったら傷口がきれいになった。
あともう少しで完治しそうです。歩くのもだいぶ楽になりました。

 年賀欠礼状で従兄の奥様の逝去を知り、長姉と相談して弔文とお花代を送ることにした。
この季節は、たくさんの御冥福を祈る時期でもあります。

12月8日(日)

 この週末に同好会が予定していた伊東での観測は、もともと私も怪鳥さんも予定が詰まっていたことと、なによりもアイソン彗星の様子が変わってしまったことで同行しなかった。そのかわり、土曜日の夜遅くに帰宅した怪鳥さんと富士山麓へ出かけた。
 ところが、天候が悪く星がおぼろにしか見えないので、あきらめて帰宅。アイソン彗星の残骸はどうなったのでしょう。(中野氏によると「スペインのゴンザレスは、12月7.26日UTにこの彗星の残りかすを捕らえました。光度は7.2等、視直径は10'」とのこと)

 昼に睡眠を取ったあと、夕方から府中で行われる さだまさしのコンサートに出かける。このツアーの最終日だったから、感想を具体的に書いちゃうと(ツアー途中だとネタバレになっちゃうからね)今年リリースされた『天晴~オールタイム・ベスト~』からの歌が多かったので、聞き馴染みの多い穏やかなコンサートだった。トークは楽しいマネージャーの話や、伊勢神宮式年遷宮の臨時出仕をした体験などで盛り上がった。そして後半の話題は、現在の日本政治の動向を鑑みる深い内容だった。歌も『あと1マイル』『遙かなるクリスマス』など深く深く考えさせられるテーマだった。

 NHK大河ドラマ『八重の桜』も、次で最終回。今日の放送で山本覚馬の言葉が心に響いた。
「教育の名の下に人を縛るようなことがあってはなんねえ」「その剣を打ち変えて鍬となし その槍を打ち変えて鎌となし 国は国に向かいて剣を上げず 二度と再び 二度と再び戦う事を学ばない」
 明治維新からの揺り戻しがその時代なら、第二次世界大戦終戦からの揺り戻しが来ないよう、いま耐えなくては。安倍政権による戦前化に強くあらがう、72年前に太平洋戦争が始まった夜。

12月7日(土)

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 怪鳥さんが仕事なので、ひとりでJリーグ最終戦「FC東京vsベガルタ仙台」を見に味スタへ行く。今期で引退するポポヴィッチ監督やルーカス選手、契約満了のネマニャ ヴチチェヴィッチ選手のためにも、良い試合をして勝ちたいところ!

 ピッチには、今季リーグ戦初スタメンのシオGKとネマがいる。相手チームは前半早い時間でヤナギがアウトして、アカさんが入ってきた。うーん、役者がそろったかんじ。
 後半まもなくルーカスのゴールが決まり、スタジアムは祭り状態! アディショナルタイムにはヒラヤマの追加点も入って、大興奮のままリーグ最終戦を勝利で飾った。

 「今リーグ終了セレモニー」では、ポポヴィッチ監督とルーカス選手(とネマニャ ヴチチェヴィッチ選手)の挨拶が行われた。
 それぞれの挨拶の前に、FC東京に入ってからこれまでのフラッシュが流れた。ポポが「シャー」をした等々力のクラシコとか、自分も目撃したシーンがいくつかあって懐かしかった。
 ルーカスとは、2004年ナビ決勝前の延長戦ゴールとか、今リーグでのハットトリックとか、いっぱいあって「本当に長く東京で活躍してくれたなぁ~」と思った。さらに、なんとガンバ大阪の遠藤選手とこんちゃん(会場が沸いた・笑)と、そして原博実元監督からのビデオレターもあって素晴らしかった柴らしかった。今までありがとう、ルーコン!

 このあとも天皇杯(しかも再び仙台戦)があるから、3つしっかり勝って、元旦をいっしょに国立で祝おうね!
今後はクラブ親善大使「FC東京エンバイシャドール2014」に任命されたから、これからも東京を愛していてね。

 あー、ハッピーな時間だった。
いつまでも、こんなふうに幸せなスポーツをしたり応援したりできる「平和で自由な日本」であり続けたいと強く願う。(そして、現政権の愚行に強く反対する)

12月6日(金)

 南アフリカのネルソン・マンデラ氏が亡くなった。
そんな日に日本は、さらに“戦前”へ歩みを進める法律を決めようとしている。

 反対!を強く訴えながら、悔しくてならない。この夏、アウシュビッツで教わったように「ヒトラーはドイツ国民たちが豊かなドイツを願って民主的に選んだ元首」であり、同じく日本の首相も多くの日本国民が経済の発展を願って選んでしまたのだ。「富国強兵」の歴史を繰り返したいのかと自民圧勝の選挙結果にうんざりし、こんな日が来ることは1年前に想像できた(そして悔しかった)。でも、1年後に憲法が改悪されていることは想像したくない。そして、数年後に我々市民が国家権力によって監視・支配されていることを絶対に想像したくない。

 「自由や正義への我々の闘争は人々の力を合わせて行うものだ。そこに生きるすべての人のために、より良い世界を作り出すのはあなた自身だ」 マンデラさんの言葉を勇気にかえて、私たちも自由な思想と表現を奪われないようにしなくては!

12月5日(木)

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 ラブジョイ彗星を一目見たあと車の中で寝ていた私は、夜明け前に怪鳥さんから「そろそろアイソン彗星の時間だよ」と起こされる。
 たしかに土星が昇り、水平線の彼方がしらんできた。しかし、双眼鏡はもちろん望遠鏡でもアイソン彗星の気配は分からない。
無事に近日点通過ができていたらそろそろよく見える時期なんだけど、やっぱり無理そう……。

 同じ場所にほかの観測者もいたけれど、彼もとらえることは難しいそうです。
 やがて静かに、暁から東雲になり、曙を迎えた。
富士山が朝焼けに染まるころ、観測地を離れ帰宅した。(写真は西側に見えた富士山)

 自宅に戻ってきてから、昨晩放送されたNHKの『宇宙生中継 彗星爆発 太陽系の謎』をみる。製作に協力した怪鳥さんの名前もクレジットされていた。

 怪鳥さんは撮影画像をいろいろ調整していたけど、アイソン彗星らしきものはなかなか見つからないみたい。

 『星ナビ』最新号が届いた。表紙には「どうなるアイソン彗星 消滅?分裂?大彗星?」の文字。編集長の「編集後記」の文章が、とってもリアルだわ。

12月4日(水)

 水曜日は義父のお世話で慌ただしい。
その間に洗濯をしたり、灯油を買いに出かけたり、あっという間に時間が過ぎる。
夜には同好会メンバーが迎えに来てくれるので、それまでに観測の準備も。

 8時ころメンバーの車に荷物を積んで、もう一人と合流して、今回は仲間4人で出発。
夕飯を食べながら、天候と視界を検討して行き先を決める。今回も伊豆半島に決定(アイソン彗星観測地として第一候補だった外房は、結局 一度も行くタイミングがなかったな)。

 伊豆半島の空は懸案のもやが少しかかっていて、ちょっとでも条件がよい場所を求めて運転手があちこち走り回ってくれた。
私は途中から体調不良でお休みモード(--) (すみません)

12月3日(火)

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 昨夜半に起きた私が「明日に予定している同好会メンバーとのアイソン彗星観測だけど、空模様がよくない予報だね。これから見に行こう!」と言い出して、急遽でかけることにした。
 アイソン彗星の位置がかなり低空なので、視界のかせげる海岸!ということで、行き先を伊豆方面に決める。いそいで支度をして2時半ころ出発。4時半ころ到着して、怪鳥さんが望遠鏡の準備を整えると、まずはラブジョイ彗星を観測。
 明るい! 大きい! 双眼鏡でも目立つ!! ひとしきり鑑賞。

 それから、暁の空と闘いなら(笑)アイソン彗星探し。
うーん、やっぱりみつからないなぁ。まあ、「今朝は見つからない」ことを自分の目(とカメラ画像)で確認できれば、それでも良し。

 やがて水平線の彼方が東雲になり、反対側の空があけぼの色に染まり、とても幻想的な風景になった。まもなく、朝ぼらけのなか西で赤富士が美しく見えたら東から朝日が昇った。

 朝のラッシュのなか帰宅し、仮眠をとってから怪鳥さんは出勤。私も今月の通院。
くたくたになったけど、「アイソン彗星が見えない」ことが確認できて、残念だけどスッキリした。

 予約しておいた年賀切手を購入。今回は、どんな年賀状を作ろうか。

12月2日(月)

 お義母さんが踊りの発表会を1週間後に控えて特別稽古に出かけたので、お義父さんのおやつ&薬などのお世話で午後が過ぎた。整形外科の受診日だったので、お義母さんの帰宅後に出かける。

 何回か通った経験から「いっそ診療終了まぎわのほうが待ち時間が少ない」と思われたので、今回はそこをねらって行く。案の定スムーズに順番がやってきてスムーズに診てもらえた。
 患部は順調に治り、予想通り抜糸できた。一部傷口がまだ少し開いていて、たぶんそこの糸を取るとき激痛!だった。またもや、私が子どもなら泣いていたわ(笑)
 でもま全体的には順調だし、自宅での処置も「きれいにできていますね。このまま続けて1週間後に診せてください」と言われたので安心した。

12月1日(日)

 本日もかわさき宙(そら)と緑の科学館の特別観察会「アイソン彗星・昼間の観測に挑戦」に向かう。が、すでに自宅で朝チェックしたSOHO画像のアイソン彗星はかなり拡散して薄くなっていた(TT)

 というわけで、昨日よりさらに確認できる可能性が低いので、まずはお義母さんに頼まれた買い物に出かける。
途中で道を間違えたりして、少々時間がかかっってしまい大急ぎで出発。
 そんなときに限って事故渋滞が発生:( 目的地直前だから待つしかない。「これは、プラネタリウムの最終回をおとなしく鑑るだけにしよう」と思いながら駐車場へ向かうと、なんと満車(++!) 「もうプラネタリウムも間に合わないかも……」と思いながら、なんとか駐車の順番がきて大急ぎで建物へ。
 開始直前にラスト1枚の入場券を購入ー☆ 滑り込みで、12月の番組『巨大彗星を追いかけろ!』を鑑ることができました。内容はアイソン彗星に限らず“巨大彗星”について解説するものだから、これまでの百武彗星や池谷・関彗星、ヘールボップ彗星などの軌道や姿が映し出されて興味深かった。

 続いて4時からの特別投影『太陽系を旅するアイソン彗星』も鑑る。今回は怪鳥さんの解説だった。
今までアイソン彗星を追い科学的な見識もあるからしっかり分析をしながらも、ところどころ彼自身の「長い尾を引く勇姿を見たかったなぁ」という気持ちがあふれていた。通常の投影番組だったら“ちょっと感情移入しすぎ”と感じるかもしれないけど、特別投影だからそれも“ならではのリアルタイムの風情”でしょう。

 そういえば、私はこの2日間で4人の解説員からそれぞれ違う番組の解説を聞いたんだわ。
いつもは平日の午後に行くから怪鳥さんの解説が多かったけど、他の人のプラネタリウム解説も新鮮だわ☆

 怪鳥さんはこの2日間、大勢のお客さんに刻々と変わるアイソン彗星の対応をしてクタクタみたい。おつかれさま。

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