4月30日(土)

 義両親と出かけて留守中の義妹夫婦の家に行き、郵便物などをポストから出して保管する。コンビニのATM機でお金をおろし、メール便を出す。5月からまたガソリンが上がりそうだから、いまのうちに満タンにしおてく。帰宅後、庭の植物に水をたっぷりまいてあげる。

 と、これらの用事を片づけて怪鳥さんと新宿へ行き、さだファンの仲間とのオフ会に参加。この仲間はさだまさしファンのPATIOというグループのメンバーなんだけど、NIFTY SERVEのサービスが変更されたことで「サークル」に移動した。それを記念してのオフ会。
 同じ趣味の仲間と美味しいものを食べておしゃべりをして楽しかった。二次会のカラオケはアニメソングで一盛り上がり♪

4月29日(祝)

 みどりの日。これを昭和の日にしようという動きがあるらしいがそれには反対。「みどりの日」ってかなり良い祝日名だと思うよ、戦争をくり返すより緑を愛でよう!

 そんな緑もぐったりするほど暑かった。だから、留守の間まかされた庭の草木への水やりも隅々までたっぷりホースでまいた。ときおり、虹を作って遊んだり(^^;

 エジプト写真の全てをまとめ始めたが、枚数が多くてちっとも終わらない。

4月28日(木)

 FC東京vs柏レイソル戦を見に、二人で味の素スタジアムへ行く。平日の試合だが、会社帰りのスーツ姿の人など大勢かけつけた。
 一方、柏レイソルは先日の名古屋戦でサポーターが乱闘さわぎをおこしたこともあり観戦者は少なかった。それでも今日来た人は心から選手とチームのことを応援したいという気持ちがなんとなく伝わってきた。
 主催者であるFC東京としては、いろいろ警備員を増やしたり気を使うことが多くて大変だったろうと思う。 

 しかしコチラも柏をかまっている余裕はないほど連敗続きで、しかも先に(2003年11月)日立台へ乱入した前科もあり、波風立てずに一心に東京の応援に終始した。
 が!しかし!だ、また負けた~。やっとモニも戻ってきたというのに……(TT)
次は、アベちゃんのいる大分への遠征。ここはひとつ、加地選手に戻ってきてもらいたい。

4月27日(水)

 FC東京で「協力商店会の日」というイベントがあり、近所の晴見町商店街も今日から対象セールが始まった。
 さっそく怪鳥さんと出かけて、買い物をして抽選に挑戦する。もともと「FC東京のイベントに参加する」ことに意義があったので外れても仕方ないなと思っていたら、なんと怪鳥さんが当たり!を出した。
 ありがとう>晴見町商店街

 先日オーダーしたデジカメプリントが出来上がって届いた。どれもいい感じの仕上がりで満足、満足:)
 さて、パピルス店で説明ガイドをしてくれたエジプト人のAdelに、頼まれていた彼の写真を送ってあげなくちゃ。ちゃんとメールで届くかな?

 4月4日の日記を更新。

4月26日(火)

 昼に滝のような土砂降りが降り雷も鳴り、嵐のような一時だった。天気予報でわかっていても、びっくり!

 午後3時ころ、怪鳥さんが流星の論文のことで国立天文台へ行った。いろいろ実りある打ち合わせだったみたいでよかったね。良いレポートにまとまるといいね。

 そのころ私は家事をしまくり。掃除と洗濯を徹底的にやってさっぱりした。
夕飯の用意をして怪鳥さんの帰りを待っているのって“サラリーマンの妻”みたいで、ちょっと懐かしい感じ♪
 新婚の頃は二人暮らしだったし、怪鳥さんもまだ会社勤めだったからネ。

4月25日(月)

 エジプト旅行で一緒になった夫婦からメールが来た。約束していたもの(彼らのカメラに写った私たちの写真)を送ってくれたのだ。
 彼らは愉快な人たちで、とても素敵な夫婦だった。今回は良い人たちと一緒にエジプトを巡ることができて、いっそう楽しい旅行になった。これもまた、旅の思い出:)

 お礼に、うちのデジカメに写っていた夫婦の写真を送信してあげた。ついでにデジカメに写っていたものを整理して、気に入ったいくつかの写真をプリント注文に出した。
 かなりの枚数になって、整理する怪鳥さんも大変だった。ま、我々の場合は、趣味のような取材のようなものだからネ。


 JR福知山線で脱線事故が起こり、大勢の方が死傷した。夜になってもまだ救助活動が続いている。
 TVの映像や新聞の写真を見ても信じられないほど車体がぺしゃんこで、事故の時どれほどのことがあったのだろう……。

4月24日(日)

 今日から義両親が、義妹一家とアメリカ旅行に出かけた。午前11時に怪鳥さんと二人で、みんなをお見送り。
 グランドキャニオンを散策する以外は、ラスベガスやロサンゼルス(ディズニーランド)で遊ぶらしい。義妹一家はディズニーランドが大好きで、浦安にもよく行くからね。

 ちなみに、私は一度もディズニーランドに行ったことがない。たぶん、今後も行かない。
 もともとテーマパークはあまり興味がないし、とくにディズニーランドはオープン時のイメージが良くないから、ほとんどポリシーのように行かないことになっている(笑)。
 でも、遊園地は行かないわけじゃない。その気になったら行くよ。だってそこに「ディズニー」は関係ないから(謎)。

4月23日(土)

 いつも締切後は請求書まとめ。たいした数ではないけど、それでも4通の請求書をまとめるのはけっこう神経を使う。
 というか、計算が苦手だから「これであってるかなぁ~」て何度も確認する作業が長いんだな、きっと。(文章問題の算数は大好きだったけど、計算に意義を感じてなかったので、いまになっても電卓を叩く手が遅い)

 エジプト旅行の写真の焼き直しがやっと出来上がった~。今度はきれいにプリントされていて良かった。せっかくの写真だもんね。
 とりあえず全てアルバムに差したけどかなりの量。おいおいコメントも付けてまとめる予定だけど、まだコレも進まないのでいつになることやら(^^;

4月22日(金)

 今月も無事締切が終わったー。帰国後慌ただしかったのでちょっと心配だったけど、イラストレーターさんたちの協力のおかげで締切を守ることができてよかった。ほっ

 夜、怪鳥さんと散歩に出かけたら、月と木星がとっても近くに寄り添って輝いていた。

4月21日(木)

 今月のゴーシュの会では『花椰菜』を読んだ。
 宮沢賢治が自分の見た夢をそのまま書いた作品で、とりとめのないような内容だった。賢治の自由な想像力に感心しながら、“想像力”というものが持つ無限の広がりと、一方で危険なことにも及ぶ面とを学んだ。
 今月は新人さんもみんな来て、久しぶりに大勢で受講して楽しかった。

 明日の朝が仕事の締切で、怪鳥さんと徹夜で完成させる。

4月20日(水)



 FC東京がイタリアの強豪チームユベントスF.Cと6月に試合をすることになった。
 SOCIO(年間チケット購入者)である我々は優先的にチケットを予約することができたので、今日購入してきた。

 ユベントスはいまセリアAでトップを走っているし、ぜひこのまま優勝してほしい。スクデットを取ったチームとの対戦になればさらに盛り上がるからネ。
 少なくとも、去年のローマのようにトッティーなどの看板選手がケガで来られないなんてやめてねー。
 ぜひともネドベド選手には元気なまま来て、味スタでそのプレーと(整った)顔を見せてほしいものです。

 本日、『saku saku』2度目のオンエアー達成:P
「エジプトでピラミッドを制覇」の図。

4月19日(火)

 残り半分の写真が出来上がったので受け取りに行ったけど、ちょっと焼き具合が良くないのでもう一度焼き直してもらうことにした。

 昨日から始まった次期ローマ法王の選出会議で、今夜半過ぎに新しい法王が決まった。「コンクラーベ」という名前も興味を引くし、何よりも「煙の色で非可決を知らせる」というのがちょっと不思議な感じ。
 昨年末ごろ、いろいろな宗教を紹介する本を読んだときにコンクラーベのことを知ったが、実際に行われるとは感慨深いなー。しかし、そのときからずっと「黒い煙と白い煙をどうやって出すのか」がわかりません。

4月18日(月)



 庭のチューリップが色とりどりに咲いた。きれいだねー:D

 エジプト旅行の写真が出来上がった。本数が多いからとりあえず半分をローソンに出してみたけど、まあまあの仕上がり。CD-Rにもする予定だけど、時間がかかるようなのでそれはまた後ほど。

4月17日(日)

 FASの定例会で、寺久保さんが先週FASメンバーと観測に行ったときの写真を見せてくれた。一つの写真の中に銀河がいっぱい写っていて、いかにも春の宇宙(そら)といった感じでおもしろかった。デジカメって、本当によく写るねー。

 怪鳥さんからは、3月30日深夜のアンタレスの食の観測ビデオを発表。同好会メンバーたちとあらためて見ると、ぼんやりした伴星とその後からピコって出現する1等星の様子が興味深いね。できれば、もっと大勢で見て楽しみたいものですが(^^;

 帰宅したら、義妹一家が来ていた。エジプトの写真を見せながらお土産を渡す。姪の夏帆ちゃんは、エジプトに関係する柄の描かれたメモ帳をあげたらとても喜んでくれた。メモ帳にデザインされたピラミッドやスフィンクス見ながら、エジプトの古代文化を軽く説明。そんな中で彼女の気に入ったのは、考古学博物館でも人気のバステト神(あの黒猫)でした。

4月16日(土)

 FC東京vs浦和レッズ戦を見に行く。個人的に体調が悪くて試合に集中できない時間もあったが、それよりも心配なのはFC東京のケガ人の多さ。負傷により出場できない選手が続出し、替わりに入った選手達が上手く機能するかととても心配だった。もちろんどんな相手チームでは負けたくないが、それよりも「負傷と疲労のたまった選手たちがどこまでやってくれるかな……」というほうが気になった。
 試合は負けてしまったけれどレッズの勝ち鬨の声なんかより、今野選手の悔しそうな涙が気になりこんなときこそ「you'll never walk alone」と言いたい気持ちだ。

 試合のあと星空観望会が予定されていたが、曇天のため中止になった。天気予報では試合の途中から雨が降りそうだったが、結局府中は夜になっても降らなかった。

 今日は怪鳥さんのお誕生日だったから、夕飯の後に家族でケーキを食べてお祝いをした。おめでとうー!
 そういえば結婚した年(11年前)も、怪鳥さんのお誕生日が土曜日で星空観測会があり、諏訪で桜を見たなぁ。

4月15日(金)

 昨日、今日と天気が良くて、洗濯物もどんどん乾いて助かるね。それだけ花粉もたくさん飛んでそうだけど。

 あと10日ほどで自動車保険の切りかえ時期で、3月からあちこちの見積もりをとってずっと悩んでます。どこにしようかなぁ~。

 怪鳥さんが「エジプトエジプト旅行記」のページを作ってくれたので公開!;-)
 とりあえず写真先攻でアップしていくので、おいおいコメントも書き加える予定です。徐々に増やしていくので、何度か見てもらえると助かります。お楽しみに!

4月14日(木)

 テレビっ子の我が家にとって、木曜日は見たい番組が数珠繋ぎでかなり時間をとられてしまった(^^; だって4月になってから、それまで見ていた番組が一斉に木曜日に移動しちゃうんだもん。

 久しぶりに怪鳥さんと散歩運動。2月、3月と二人で交互に風邪引いていたし、4月は帰国後雨が続いたし、ホント久しぶりの散歩でちょっと疲れた(いきなり歩きすぎた)。
 ソメイヨシノ以外の桜があちこちで咲いていてきれいだった。どの桜もそれぞれに味わいがあって美しいね。

 さて、仕事しなきゃ。怪鳥さんに2本レイアウトしてもらって校正見て完成。

4月13日(水)

 書店に行きながら国立の桜を見物。だいぶ散ってしまったが、ここ数日寒かったのでまだまだ残っていてきれいだった。途中で桜餅を買いました:)

 今夜のFC東京はアウェイで名古屋戦。前半にコンちゃんの頑張りでPKのチャンスを得たのに、ゴールが決まらず得点を逃してしまった。それがいけなかったのかリズムに乗れないまま、後半には失点して負けてしまった。
 とうとうリーグ戦初黒星……といっても、まだ序盤だからそれほど気にしないけど、困るのはケガ人が続出したこと。前の試合で加地選手がケガをしたのに、今度は藤山選手に茂庭選手とDFがバタバタ倒れてます。中二日の試合が続くというのに……。

 深夜にTVでチャンピオンズリーグのインテル対ミランを見る。すでに新聞報道で最悪の状態(客席から投げ込まれた発煙筒が相手GKに当たりケガを負う)になったことは知っていたが、最初から試合運びを映像で見ると「レフリーが不可解な判定も含めて試合をコントロールできていない」ことを実感。もちろん、観客の行為自体は悪いことだか「なぜこれほど荒れたのか」と考えてしまう。「こんなことが再び起こらない」ようにするためにも。




 写真は次のページを参照。

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4月12日(火)

 今日も雨。天気予報で「2月並の気温」といわれたように、すっかり寒くなりファンヒーターがはなせません。アスワンやルクソールで40度の炎天下にいた日々がウソのようです。

 今月下旬に、今度は義両親が義妹夫婦一家とアメリカ旅行をすることになった。先日まで私たちが借りていたスーツケースに、今は義両親が荷物を積めてます。
 

4月11日(月)

 さてさて、エジプトにFC東京にと慌ただしい日々を過ごしていますが、仕事はたっぷりたまっています(^^;
 そんななかイラストを描いてくれている方が急な事情により数日ほど留守をしなくてはいけなくなり、そのぶんも急いで原稿を書かねば……という事態が発生。バタバタと急いで執筆。

 夜中にスポーツ新聞を買いに二人で出かけ、そのまま府中の桜を見物。今日から雨で寒くなったので、昨日散り始めたまままだだいぶ残っていた。

4月10日(日)



 帰国後まもないのに味の素スタジアムへ。エジプトにいる間にも我がFC東京はヴィッセル神戸に勝って首位というありがたい状況。このままキープするゾー!と思うのだが、今日の相手はジュビロ磐田。
 5年前J1に上がって初対戦で勝って以来すっかり“勝てない魔力”(1勝6敗1分)にとりつかれているのだが、今年はウチも相手も今までとちがうぞ。っていうか「今日磐田に勝たなくていつ勝つのよっ!?」てわけで、いざ臨戦態勢。

 味スタの周りも桜が咲いて春爛漫。陽射しもポカポカしていいかんじ。奇しくもあのヨシカツ選手もこれがJリーグ復帰第1戦となりなにやら舞台は整った。客も3万人以上入りサポーターは大盛り上がり。

 選手も気合い入りまくりでよく動き、何度もチャンスを作る。さすがに“日本代表”川口GKに止められるが、磐田も今までになく動きが悪い。
 後半になりヨシカツが東京G裏側に来ると例によって「ヨシカツ」コールしまくり。彼もよく分かっているね、すぐさま手をあげて応える(笑)。ホント、彼はいい人です。
 さて、試合も残り5分となったところで、栗沢選手が念願のゴールを決めてくれた! 選手もサポも、まるで優勝したかのように喜びを爆発してはじける。
 こうして、5年ぶりの打倒磐田&首位キープ!という、とってもハッピーな日になりました。

 帰りは桜並木の下でお団子を食べて、お花見をしながら気持ちよく家につきました。

4月5日(火)

  

4月4日(月)

 モーニングコール5時45分、朝食のバスケットを持って6時30分出発。今日はバスで、200㎞ほど南にあるアレキサンドリアへ向かう。
 エジプト第二の都市であるアレキサンドリアは、名前が表すようにアレキサンダー(アレキサンドロス)大王がプトレマイオス朝時代につくった首都で、クレオパトラが最後の女王だったことでも有名。
 個人的には、世界最大の図書館があったとか“古代世界七不思議の一つ”ファロス島の大灯台があったということに昔から興味を持っていたので、どうしても行きたい場所のひとつだった。

 バス内で朝食のパンなどを食べながら、砂漠のハイウェイを一直線に進む。砂漠と言ってもずっと同じ景色ではなく、周りの様子がけっこう移り変わるので楽しく車窓を眺めていた。途中でトイレ休憩をはさみながら、9時ごろアレキサンドリアの街に入る。

 まず、グレコローマン博物館に行き、クレオパトラ像などを見学。その名のとおりグレコローマン時代(紀元前3世紀~紀元後7世紀)の彫刻や遺品が展示されていて、ガイドのハッサン曰く「ここにあるのは、ほんの2000年ほど前の新しい物ばかりです」。
 なるほど、だしかに古代エジプト5000年の歴史に比べたら新しいわ(笑)。


 次に、高さ約30メートルという巨大な「ポンペイの柱」を見る。
 持っていったガイドブック『地球の歩き方』には「図書館の柱の一本とされる」と書いてあったけど、ハッサンの説明では「ディオクレティアヌス帝のために建てられたたった1本の柱」とのこと。さらに他のガイドブックには「ディオクレティアヌ によって建築されたセラピス寺院の一部で、このような柱が400本立っていた」というものもある。
 なんだかよくわからなくなったけど、いずれにせよ巨大なことにはちがいない。ちなみに最古の図書館はたしかにこの場所にあって、「ポンペイの柱」が立つ小高い丘の地下に図書庫跡がありそれも見学した。

 ちょっと課題が残ったまま(これは今後も調べたいと思う)、次の見学場所「カイトベイの要塞」へ移動。
 ここが、私の見たかった「ファロス島の大灯台」のあった場所なのだ。灯台は14世紀の大地震で倒壊してしまったが、高さ120mから照らされた光は地中海を隔てて56㎞先からも見えたという。
 残った台座部分は15世紀に要塞として姿を変えた。つまり“お台場”なわけね。そして今、まさにお台場のように市民の公園となっていた。
 「海にあこがれる長野県民」だった私は、ここから見る地中海にかなり感激した!

 地中海に感激したまま湾を走り、海岸沿いのレストランで昼食。海の街だからメニューは魚なんだけど、思いっきり日本食みたいな焼き魚でけっこう美味しかった。
 ホテルで出し損ねたハガキをポストに投函したいとガイドに相談したら、レストランのウエイターさんが「僕が出してあげます」と言って預かってくれた。さて、ぶじ日本に届くかな(^^;(彼を疑っていると言うより、ここがエジプトである……という意味ネ)

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 昼食が遅かったので、食事が終わったときには2時近くになっていた。予定ではこの後「聖ミナス都市遺跡」に行くことになっていたが、ここからまだ1時間近く移動しなくちゃいけないし「明日も早いし、買い物もしたいから」というメンバーみんなの意見により帰路につくことにした。
 途中で大きなスーパーによって、土産を買ったり見物したり。外国の食品売り場を見るのって面白いね。

 2時間半ほどかかって来た道を走り、ホテルに戻る。帰りは疲れていたのでずいぶん眠っていた。
 夜6時ころ、夕食を食べるためにバスで出かける。ホテルから少し走るとギザのピラミッドが見えるので、アレキサンドリアの往復やレストランへの往復でまたその勇姿を見る。何度見ても、ピラミッドはカッコイイ!

 そんなピラミッドの近くにあるお土産屋さんに寄る。ここは高級品が多くて、女性達はカルトゥーシュのペンダントを買っていた。私はちょっと予算外なので(^^;、お小遣いをくれた義母へ奮発して「モザイークの小箱」を買ってあげた。細かくデザインされた螺鈿がとても美しい。

 その後レストランに着き、ケバブ(串焼き)を食べる。おいしかった!
 明日の朝は異常な早さ(謎)なので、今日は早めに「おやすすみなさい」。

※この日の写真はコチラ

4月3日(日)



 モーニングコール5時45分、朝食6時15分~、出発7時15分。
 エジプトを一緒に旅することになったメンバーは私たちを含む若夫婦4組と父息子1組の10人で、この朝初めて出会い現地スルーガイドのハッサンさんとともにバスに乗りこむ。

 10分ほどで「ギザのピラミッド地域」に着くが、開門前だというのにすでに数台の車が並んでいる。実は、一番大きなクフ王のピラミッドに入場できるのが午前午後各150名と制限されているのだ。徒歩で来た人もいるが8時の開門と同時に車に追い越され、さらに車同士も競争で追い越し合い(ハッサン曰く「ここはバス、ファイト!」)ピラミッド地区専用チケット売り場へ行く。急いでハッサンが人数分のチケットを買い(ここは「ガイド、ファイト!」の場面)、さらにバスでピラミッド内部入場券売り場へ進む。このときなんと我がバスは1着になり、私たちは先頭でクフ王の入場券を買うことできた(最後の「お客さん、ファイト!」の場面)。なんだかここまでで、すでに達成感を感じるくらい楽しかった(笑)。こうして無事クフ王ピラミッド内部に入場し、急坂の通路や天井の高い大回廊、巨大な空間である王の玄室を見学した。隣のカフラー王のピラミッドには頂上に綺麗な化粧石が残っていて、奥のメンカウラー王のピラミッドには王妃の墓が3基並び趣があった。目の前で自分より大きな石がひとつひとつ積み上げられているのを見ると、4500年前の歴史を感じます。

 10時すぎに、スフィンクスとその脇の河岸神殿へ移動。二つともカフラー王のピラミッドに備わった施設で、ここからピラミッドまで参道が延びている。スフィンクスをそばで見ると長い間の風化や各時代の敵による破壊であちこち崩れているのがよくわかる。この大きな遺跡をどう修復保存すればよいのか、考古学者達も悩んでいるという。

 11時ころパピルスの専門店へ行き、作り方を教わりながら見物する。本物のパピルスはとても丈夫で、描かれた絵も鮮やかで美しい。洋紙とちがって和紙やパピルスって何千年たっても朽ちないね。

 ギザ地区からカッサーラ街道を南下して、12時30分ころからレストランで昼食をとる。心配していた食事はとても美味しくて、お腹いっぱいになった。エジプトのステラビールも味わう。

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 午後はバスでさらに南下してダフシュールにへき、「赤のピラミッド」を見る。たしかにその名の通り赤っぽい石で作られていて、どっしりとしたきれいな二等辺三角形だった。ギザで見た三大ピラミッドより傾斜がなだらかで、真正ピラミッドとしては最古のものだそうです。
 ここでもピラミッド内部に入ったのだが、通路の傾斜がきつくてとても狭いので、しゃがみながら昇ったり降りたりして足が痛くなってしまった。きっちり石の組まれた玄室や通路などとても興味深かったが、往復して出てきたときには足がふらふらで転がり落ちそうになるほどだった。

 この赤のピラミッドの南には、砂漠の中の「屈折ピラミッド」が見える。途中から角度が変わっている様はとても不思議な感じで、なんとなくいつまでも見飽きなかった。

 次にメンフィスに移動する。ここは古代エジプトの古王国時代の首都で、遺跡がいろいろ残っている。その中で一番インパクトがあるのが、横たわったままの「ラムセス二世像」。まるで巨大な大仏の゚ク槃像みたいだけど(笑)、足腰の筋肉が隆々としていてけっこうリアルだった。ほかにも「アラバスター製のスフィンクス」や、ミイラを入れた棺などを見学する。

 さらにカッサーラへ向かう。この辺の村では、子どもたちが「絨毯の専門学校」に通っている。そのなかの一つの学校に入り、実際に作業をしているところを見させてもらったが、本当に細かな作業の連続で見ているだけでもクラクラしそうだった。二階は想像通り(笑)絨毯の即売所になっていて、シルク製・ウール製・キャメル製の大小さまざまな作品が展示されていた。見ている分にはきれいだが、さすがに高くて私には買えないネ。

4時ころ「階段ピラミッド」を見る。ちょっと風が出てきて、ハードコンタクトレンズの私は目をかばいつつ見学をする。帽子をかぶってサングラスをしてマスクをした私の姿は、強盗犯のように怪しかったにちがいない(^^; 
 このピラミッドはエジプト最古のものでなんと、4800年前に作られたという。つまりそれは“現存する世界最古の建築物”ということでとても感慨深かった。実際にぐるりと一周回って歩いたのだが、段々を積み上げた姿はとても魅力的な姿だった。

 こうしてピラミッド三昧の見学は終了した。もうお腹いっぱい、って感じ。
 いったんホテルに戻り、小休止。私は砂漠で砂っぽくなったので、シャワーを浴びてさっぱりした。
 夜6時から「三大ピラミッドとスフィンクスの音と光のショー」を見に出かける。途中バスの窓から、ピラミッド群に沈んでいく真っ赤な夕日が見えてきれいだった。

 ショーの場所は昼間見学したスフィンクスの正面で、ズラリと並べられた椅子に座ったが、さすがに砂漠の夜は寒い! 教わったようにありったけの服を着てきたが非常に寒かった。ちょっと震えてしまったけれど、夕闇に包まれていくピラミッドとライトアップされるスフィンクスが幻想的だった。これで、私がドイツ語を理解できれば完璧だっただろう(笑)。なぜなら、この日のショーはドイツ語だったから。
 よくわからないドイツ語を聞きながら、赤や青にクルクルと照明を浴びたピラミッドの上に輝く、オリオン座や高い高いシリウスを二人で眺めていた。

 ショーは1時間ほどで終わり、ホテルに戻り夕食。今夜は疲れたし明日も早いので、お休みなさいm(__)m

※この日の写真はコチラ

4月2日(土)



 調布駅北口から11時過ぎのリムジンバスで成田へ移動。13時30分に受付をして、15時30分のエジプト航空でカイロへ飛び立つ。

 翼に描かれた天空のホルス神マークも頼もしく直行便で14時間、のはずが1時間半ほど長くなり現地時間23時過ぎに到着。
 ビザ収得など入国ガイドのギンディさんが出迎えてくれて無事手続きをすますが、いざ空港を出ようとするとしばし足止め。なにやら入国者の確認作業がまだすまないと言うことで「エジプトに入ったんだなー」とちょっと緊張感がただよう。

 やっと車が出発したときには、深夜12時を過ぎていた。同じツアーメンバーになった6人でバンに乗り込むと、車はカイロ市内をビュンビュン飛ばす。あまりの速さにナイル川を渡るのもあっと言う間(^^;

 今夜から3晩、ギザのホテルが拠点になります。

4月1日(金)

 エイプリル・フールに気の利いたウソをついたことはないな。

 FAS府中天文同好会の会誌の発送作業で大忙し。会計として未納者へのお便り作って入れたりけっこうややこしいのです。
 銀行で出金し、旅行代理店で明日の成田までのチケットを手配。その間に怪鳥さんは内科で風邪の診察を受けて処方箋をもらう。
 さらに旅行に必要な物をあちこちで買い物。はー、これでそろったかな。

 そんなわけで、明日から9日までエジプトへ行って来ます!

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