3月29日(火)

 日本代表とJリーグ選抜の慈善試合「チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」が行われた。
いちばんエールを届けたい東北地方で、少しでもたくさんの人がこの試合を見られたらいいな。

 ゲームは、遠藤保仁選手・岡崎慎司選手による「代表らしい」素晴らしいゴールと、Jリーグ選抜として出場を懇願したキングカズの魂を揺さぶられるゴールでおおいに盛り上がった。

 サッカー界ではヨーロッパ各国の選手からもお見舞いのメッセージが寄せられているけど、日本プロ野球界はちょっと混乱してます。

3月28日(月)

 朝、東北地方で大きめの地震があり、再び宮城県に津波注意報が出た。
幸い大きな被害なくすんだが、TVのこちらにいる者でもドキドキする。

 そんな宮城県代表の東北高校が選抜高校野球大会で試合をした。
結果は負けてしまったけれど、地元の人たちにとって大きな励みになったようでなにより。

 東京では「桜の開花」が発表されました。
府中でもたぶん、早咲きのしだれ桜などすっかり咲いているはずだけど、今年はそれを気にかける余裕がない。
4月になったらもうちょっと、桜のことが気持ちよく見上げられるような日本になっているかな。(まずは、原子力発電所に落ちついてもらいたい)

 4月と言えば、1日から新しい職場で仕事を始める怪鳥さんが、勤務用のジャケットやラックスを買った。
イメージは、学校の先生(笑)。ちょっと太めの新任教師ができあがりました。

3月27日(日)

 本当はFAS府中天文同好会の定例会と総会が行われる日でしたが、停電による会場の都合により中止になりました。
 さて、会誌『むぎ星』150記念号も制作できないままだし、どうしましょうかね~。

 一日中眠くて、ちょっとした作業をしたあと、再び布団で寝てしまった。
どんだけ寝るんだ>自分
 ……まあ、いろいろ疲れがたまってるんだね(と自分で自分を甘えさせる・笑)

3月26日(土)

 明日は母の命日なので、実家宛にお花を送った。
母の好きなエンジ色のアレンジフラワーをリクエストしたけど、供花に赤っぽい色はどうかな?とちょっと心配した。

 届いた花を見た妹から「お母さんの好きな色で上品にまとまっていて、きっと喜んでいると思うよ」という連絡が来た。写メを見たらシックな雰囲気に仕上がっていて、私もひと安心。
 明日は、長姉もお墓参りに諏訪へ行くという。私のぶんもお参りしてね。

 夜、時間があいたので妹と電話で話をした。諏訪の様子や府中の様子など、お互いに報告し合った。

3月25日(金)

 お義父さんの通院日。今回は、お義母さんの様子も看てもらいました。

 怪鳥さんの仕事が今月で契約終了になる。「4月からどうしましょうか……」と思っていたところへ、新しい天文仕事のお話をいただきました。ありがたいものですm(__)m
 ということで、怪鳥さんは昨日くわしい話を聞きにいき、今日いろいろ資料の提出に行きました。
「新たなる出発」ですね。がんばりましょう!(私は見守るだけですが)
110325


 夜、計画停電になる予定だったので、準備万端に用意をして早めに夕飯も済ませた。けれど結局、電気は消えずに済みました。いつ停電してもいいように覚悟してノートパソコンでFAS府中天文同好会の原稿を作っていたら、予定の時間を過ぎたころ原稿も完成しました。
 でも、肝心の定例会と総会がやはり会場の都合でキャンセルになってしまったんだよねー。どうしましょう。

 怪鳥さんは夕方から、職場の送別会に出かけた。当初はこの春に異国へ旅立つ人の壮行会だったのに、予定外(!?)に怪鳥さんも送別される立場になってしまった(^^; 夜半過ぎまで盛り上がったようで、きれいな花束をいただいて帰ってきました。

3月24日(木)

 今日はゴーシュの会の予定だったけど、会場の都合により開催できず休会になりました。残念ですが仕方ないですね。こんなときこそ、賢治の詩を読んで「みんなの幸い」を願いたいです。

  「本日の原発ニュース」ってかんじで、まるで「天気予報」をチェックするかのように自然に確認してしまう。
そんななか、「作業員が被爆した」という衝撃的なニュースが飛び込んできた。とてもショックです。
東海村の臨界事故を思い出してしまいます……。
 
 さらに、金町浄水場では水道水から放射性ヨウ素を検出。乳児を持つ家庭は心配ですね。
私は水道水でも大丈夫です(大人だし、荒川水系だし)。

3月23日(水)

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 朝、大きな地震があり、東京もゆらゆらと長く揺れた。
TVで地震情報を確認していたら、再び「緊急地震情報」。
福島県で震度5強だった。震源地が原発にも近くて、ハラハラする。

 結局、それらの地震により心拍数が上がってしまったようでドキドキして、眠いのに寝付けなくなってしまった。
久しぶりに1錠、薬を飲んじゃった。そしたら、今度は昼間で昏々だよ。


 夕方遅くに降りだした雨は、夜になって雪に変わった。
そろそろ「雪の果て」でしょうか。

3月22日(火)

 しとしと雨が降り、肌寒い一日。今日は、地震も多かった。
昼に千葉県沖、夕方に福島県沖、三陸沖、岩手県沖など。 長野県もたびたび揺れていた。
府中でもゆらゆらした弱い横揺れが長く続いて、ふわふわした浮遊感が体に残った。

 二週間ぶりの受診日。
地震による直接の被害を受けていなくても、やっぱり精神的・肉体的疲労はたまっています。ふぅー。
 さらに、その疲労による集中力不足でいろんなこと(仕事や家事や所用など)が滞って、気持ちが焦ったり締め入りに追われたりしています。そんなことを吐き出すことができて、少し楽になったみたい。 主治医がいてくれて助かります。

 被災者はもちろん日本中に、こんなふうに重い気持ちで疲労のたまっている人が多いことだろう。あるいは、何か手助けをしなくてはいけない脅迫感や焦燥感、被災のない日常生活に対する罪悪感など、さまざまな感情が胸にこみ上げてしまったり……。
 そんな中、被災地(避難所など)で行われた卒業式で前向きな言葉を語る卒業生たちや、地震後はじめて配達された郵便物を避難所で受けとって「家も何もかも流されたから、住所が書かれた物はこれだけ」と自分の暮らした場所の証を両手で受け取る人たち。そんな風景に少し勇気をもらった。

3月21日(祝)

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 お義父さんの車が売れたという連絡があった。 びっくり!
 引き取ってもらったあと巨大地震が起きたから、てっきりしばらく経済停滞ムードで車販売は難しいかと思った。でも、やっぱり3月から4月は売れるんだね。
 しばらく店頭に並んでいる図を想像してたから、もう次のオーナーに使ってもらえると思うとうれしいなー。

 今日までのお菓子企画があり、それに応募するために市内の洋菓子店に出かけた。
初めて行った店で、府中のムサシノキスゲ武蔵国府をネーミングにしたお菓子が売っていたので買ってみた。
 美味しいかな、食べるのが楽しみ♪

3月20日(日)

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 すっかり地震&津波による被災ニュース、原発による騒動で日常的な気持ちを忘れていたけど、一昨日からお彼岸に入ったんだよね。
 両親が義妹といっしょに3人で、高尾までお墓参りに行きました。
きっとご先祖様達に、家族の安全を願いながら声をかけていることでしょう。
私は自宅のお仏壇で、合掌。

 昨日と今日は晴れて陽射しもぽかぽかとして、気持ちが少し軽くなります。暖房機も使わずにすむから節電にもなるしね。
そういえば、街路樹のコブシがあちこちで咲いて、庭の白木蓮も花が開き出した。
窓の外は、春なんだよね。

 写真は、庭の沈丁花。甘い香りを胸一杯吸いたい季節なのに、なんだか背中が丸くなって春の花を見ながら散歩に行こうという気分になれない。

3月19日(土)

 昨日、近所のオートバックスが移転オープンしたのでお目当ての車のバッテリーを買った。一ヶ月以上前から「買い換えなくてはいけない」状況(JAFのお世話になってしまった(^^;)だったので、オープンセールで買おうと待っていた。
 まさか、こんな時勢になるとは思わなかったから、手元の案内ハガキにある「オープン記念イベント」は自粛で、店内も節電照明で、客もほどほどだった。そんな店内でしたが、とにかく新しいバッテリーに積み変わってよかった。これで安心です。

 今日の午後は、『むぎ星』150号編集の第二回目を行った。さすがにページ数も多いし、表紙のあおりもまだ決まってないしね。
 なんだかんだで、見通しが立ってきました。おつかれさま、編集長と事務部さん。

 夜、雨戸を閉めようと空を見上げたら、きれいな満月が輝いていた。思わず見とれちゃった。
今夜の月は地球に最接近してるーって、目視じゃわかりませんが(笑)
でも大潮なんだよね……。津波被害のあった場所や地盤沈下した海沿いでは、潮位が上がってちょっと心配だね。

3月18日(金)

  巨大地震が起きてから一週間が過ぎた。あの日、牛乳や卵を使ってホットケーキを焼きながら怪鳥さんと遅い昼食を食べていた(地震が起きた時間はその洗い物を終えた)のが、すっかり昔のような気がする。でも、災害にあった人たちにとっては「ふつうの日常すべてが遠い過去」のように感じていることでしょう。 午後2時46分、亡くなった多くの方に黙祷を捧げた。

 そんななか、東京スカイツリーが634mの高さに到達した。なにか、希望の兆しの象徴になるといいね。

 先日行われた長友選手の試合「欧州チャンピオンズリーグ バイエルン・ミュンヘンvsインテル」第2レグの録画を夜中に見る。結果は2-3の勝利で、二試合あわせての勝利! 長友が出場してからの逆転勝利がすばらしかった。
 そして何よりも、サッカーファンや選手からおくられた日本へのエールに胸が熱くなった。会場では日本へのメッセージ看板が掲げられ、両チームの選手が喪章を付け、キックオフ前に黙祷が行わた。

 やがて、試合が終わったバイエルン会場で静かに『You'll Never Walk Alone』が流れた。それは、ヨーロッパでかかるものではなく、FC東京ホーム試合で流れるメロディーだった。
いつも聞き慣れた、歌い慣れた『You'll Never Walk Alone』が、こんなにも大切な言葉であることをあらためて実感した(涙)。 長友選手が広げた国旗には、メッセージが書かれていた。

 どんなに離れていても心は一つ。
 一人じゃない、みんながいる!
 みんなで乗り越えよう!
 You'll never walk alone.

3月17日(木)

 私が午前中の早い時間から取材の予定があり、怪鳥さんもいっしょに早めに家を出た。
肝心の行事は子どもの参加が難しくなり、大人が代表で行うというイレギュラーなものになったけど、こんな時だから仕方ないね。

 それはまぁいいんだけど、今日は風が強くて畑の脇にずっと立っていたから土埃と日射をあびて思いのほか疲れた。
帰宅して、昼食を食べたら、輪番停電にもなったので、体を休めていたらすっかり寝てしまった。
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 そういえば、昨日からNHKのTVに登坂アナウンサーが登場した。一年前に北海道へ移動して姿を見られなくなったんだけど、幸か不幸かこの非常事態に臨時登場!? 久しぶりに、あの穏やかな声が聞けて懐かしいです。
 たしかに、NHKの顔ともいえる『ニュース7』の武田アナウンサー、週末もなく昼間も出っぱなしだもんね。そろそろ、休まないと。あと、水野解説員も、すっかり見慣れてしまった。

 写真は、帰宅途中の停電中の信号機。怪鳥さんの母校の前。

3月16日(水)

 怪鳥さんが今日から筑波で天文学会の予定だったけど、中止になってしまった。天文関係者と集い、研究を発表する場がなくなってしまい、残念だね。そんなわけで、三鷹に出勤。
 京王線はいちおう予定どおりの運行らしいけど、車で送ってあげた。道は全体的にすいていたのに、一個所だけまったく車が進まないところがあった。仕方ないので急遽ほかの細い道を通っていったけど、帰りに見たら「交差点にあるガソリンスタンド」の行列車が道をふさいだのが原因だった。普段はむしろ閑散としたスタンドで、人手も足りず交通整理もできてない状態を見ながら、ちょっと悲しい気持ちがわいてきた。

 毎日ニュースなどで、避難所で食料もエネルギーも足りない状況が伝わってくるのに、それを関東で買い占めているのってなんだか情けない。「ボランティアしたい」という気持ちも素晴らしいけど、まずは買い占めをやめて物資を被災地にまわしてほしい。電気を(強制的ではあるが)分け合うように、食べ物もエネルギーも分け合えばいいのに。
 「不安解消による買い占め」という心理は、そこに悪意がないだけに怖い。「善意で回すチェーンメール」と同じで、これが(悪いと思って行う犯罪じゃなくて、間違ってないと思い込んでやる)本当の“確信犯”。
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 夕方、初めて輪番停電になった。今日は天気が良かったから、5時でもまだ明るい。怪鳥さんのところも同じように停電になった。彼の部屋は窓がカーテンで閉められていて暗いし、手も空いたのでバスで帰ってきた。なんと、いつもよりスムーズだったという! 交通量が少ないことと、交差点がスムーズに処理されて走りやすかったおかげらしい。

 そんなわけで、帰宅した怪鳥さんとキャンドルを灯してぼんやり過ごす。もらい物の大きなアロマキャンドル(笑)。
揺れる炎を見ていると、自分の体まで揺れている気がする。なんだか最近はいつもひざが揺れている気がして、「地震酔い」って感じ。でも、半分は本当に揺れた小さな地震。

3月15日(火)

 怪鳥さんが出勤日で、お弁当を用意して私が車で送っていくつもりだったけど、原発敷地正門での放射線量 が異常に高くなり、「無理をしなくてもいい」という状況だったのでお休みにした。
 避難者や不明者や死亡者のニュースも気が重いけど、原発関連ニュースはすごく体中が重くなる。本当に、体が動かなくなるような気持ち……。日本や地球の未来が見えなくなるような気の重さである。実際、すっかり寝てしまった。
 まあ実際、未明まで原発2号機の成り行きから目が離せず、怪鳥さんとTVの前にずっといたせいもあるけどね。
 首相からの「避難指示や屋内退避指示」、400ミリシーベルトという数字、1~4号機それぞれの不具合。もう、いま何が危険になったのか分からなくなるほど。

 枝野官房長官の会見、原子力安全保安院の説明、東京電力の弁明、それぞれ話す人の“人となり”が見えてくる。誰(マスコミ?国民?)に向けて、何(報告?予定?不明であるという事実?)を話したいのか、今までその人が誰に向けて(何のために)仕事をしていきたのか、ちょっと伝わってくるような気がする。(正しくないかもしれないけど、ドラッカーの『マネジメント』などで言う“顧客”を把握している団体とそうでない団体)

 今日は計画停電が行われ、うちのグループも停電になる覚悟で4人で一階に集まっていた。
一部の地区では行われたけど、我が家の電気は消えなかった。家族でいればそんなに心配ないけど、一人暮らしや家族が留守の人はちょっと心細いだろうね。

 深夜の緊急地震速報! 最近はすっかり「オオカミ少年」くらいよく発令してるけど、とりあえず常に用心をする。
と思ったら、ホントに大きな地震だった。しかも、静岡県で震度6強。
 ほとんど富士山じゃん。東海地震とは関係ないけど、東日本全体のあちこちで地盤がきしみを調整してるみたい。

3月14日(月)

 昨晩は、あれから約束の仕事にとりかかって疲れた。
重大な任務に緊張したけど、なんとか原稿が完成して納品できました。
ふらふら~

 昼前の計画停電開始までにメール送信しなくては!とがんばったので、停電中を睡眠に当てることにした。
起きたら停電はなかったけど、福島第一原発の3号機が水素爆発してた……。もう、見るも無惨な4つの原発の姿に、SF映画のシーンであって欲しいと思うくらい。 

 夜にも停電が予定されていたけど、結局この日の輪番はこなかった。
予想取り、交通機関は朝も夜も大混乱だったみたい。わかっていれば、皆そのつもりで在宅仕事の用意をしておけたんだろうけど、金曜日の地震で週末を挟んでの月曜日だもんね。通勤の人は大変です。
 さらに、唯一停電の実行されたエリアに「茨城・千葉」など被災地域も入っていて、みんな怒った。逆に、「停電すると思ったのに消えなくて、やるんだかやらないんだか」と言う人も。
 あれ、もともと「指定の場所では、時間のどこかで停電の可能性がある」ってことでしょ。消えなくてよかったじゃん。みんなの努力(かなりの交通機関の混乱を犠牲にして)で節電できて足りたんだから。

 それよりも大変な被災地では、避難できた人も孤立してる人も、電気どころか何もかも足りないのだ。
亡くなった人の数も多いし、それよりも怖いのが「遺体の数」。水没やがれきの散乱で、「亡くなった方」を収容して身元を確認する作業ができず、遠くに見える「遺体の数」だなんて、悲しいね。救援や救助の作業員もいたたまれないよね。

3月13日(日)

 FAS府中天文同好会の会誌編集。本当は、昨日の原発ニュースの時「放射能漏れの心配が高ければ編集会議を延期しようか」と思ったけど「いまのところ何とか大丈夫……みたい、ということで開催。
 実は、今回の編集は『むぎ星』150号という記念すべき号なのだ! 多くの会員が原稿を寄せてくれて、ページ数もだいぶ賑やかになってきました(^^)

 母が「灯油がないから一緒に買いに行ってほしい」と言うので、いつものように車で出かけた。……ら、やっぱりガソリンを入れる車で大混雑だった。
 幸い私の車は地震の前に満タンにしてあったので(その時点で値上げがもう始まっていたので低価格のスタンドで入れておいた)、お目当ての灯油を4缶。こちらは順調に買えた。もはや、高いのは仕方ないね。あせらず買えただけでも良かった。
 後からやってきたおじいさんは「いつものスタンドが売り切れで閉店してしまった。ここで買うのは初めてでやり方が分からない」と言うので手伝ってあげた。

 夜、かどっちと3人でご飯を食べに出かけた。一人暮らしの人は、いろいろ心配が募るよね。
食事後にドンキホーテの前を通りかかったら、車が激しく混乱していた。たしかに明日から輪番停電になるけど、なんか異常な様子にちょっと怖いくらい。

 帰宅後、懐中電灯やラジオを並べて、エネループ乾電池にたっぷり充電。あとは明日になってから、念のための水道水&トイレの水でも用意しておこう。もしかして、天文ファンは夜の行動や防寒支度になれてる!?

 それよりも、最も心配なのは原子力発電所の放射能。チェルノブイリやスリーマイルを思い出して、心から怖くなる。

3月12日(土)

 明るくなってからは、あちこちの避難所などで「SOS」表示をしている様子が映っていた。
津波の引いたあとの街はがれきが散乱し、まるで戦場のような姿だった。

 そのうちに福島原発がだんだん危機的な状況になり、夕方には爆発している様子がテレビで映った。
夜の発表で「原子炉に損傷なし」「放射性物質は減少」とのことだが、それでも避難区域が半径20キロ圏内に拡大されるなど緊張は続いたまま。

 原発のニュースは、本当に心配……。

 深夜過ぎのセリエA長友のいる「ブレシアvsインテル」で、両チームの選手が喪章をしてプレーをし哀悼の意を表してくれた。
インテルでゴールを上げたエトーは、駆け寄った長友に励ましの言葉をかけているようだった。
 スポーツ界も日本の震災に関心を持ち、応援してくれている。ありがたいね。

3月11日(金)

 キッチンにいたら小さな揺れが続き、おさまりそうもないので食器類のある部屋から出た。
揺れはどんどん大きくなりやみそうもないので玄関の扉を開けて、柱の近くで頭上などに注意しながらしばらく揺られていた。
歩道の人も悲鳴を上げ、自転車の人も降りてたたずみ、ケヤキ並木の大木がゆらゆら揺れ、電線はぴゅんぴゅん波打っていた。

 1分以上たった気がする頃ようやく揺れがおさまったので部屋に戻ると、2階から怪鳥さんが降りてきた。
義母は自分のいた部屋から外に出られる窓をあけ大黒柱付近にいて、義父はトイレにいたらしい。
みんなですぐテレビに注目すると、東北地方で巨大地震があり、津波の予報が発表された。

 しばらくすると、テレビ画面で津波が襲ってくる様子が映し出された。
別の港でも大きな波が襲い、車などが浮かび上がり流されていった。
さらに、ほかの川の付近では広範囲にわたって泥水が田んぼの上を突き進み、農道などを飲み込み、住宅をも巻き込んでいった。
あの走っている車はどうなったの? 3階建てでも飲み込まれているよ! 海も川も田んぼも境がないよ……。
東京でもたびたび揺れ、テレビから目が離せない状況が続いた。

 夜になると都心では、電車の不通により帰宅できない人たちが道にあふれているニュースが流れた。
各地に受け入れ所ができ、私鉄が動き出し、それぞれ対応しているようだった。

 震災地は夜になり停電で真っ暗で、テレビ画面からは様子が分からなくなった。
そんな中で火の手が上がり、火災が発生していた。津波の後には、火災が怖いね。

 私が2階の部屋に行くと、仕事や趣味の資料など積んでいた紙類が総雪崩を起こしていた。
とくに私に机の周りが、我が家の一番の被害地だった。
とりあえず、目に付いたところから片付けて(再び積み上げて)、仕事をすることにした。
元気でいるのだから、締め切りは守らなくては。

 そんな真夜中、今度は長野北部で大きな地震が起きた。
この頃になると、緊急地震速報がたびたび流れるようになった。逆に、多すぎて困るくらいだったけど。
震源地があちこちに移動し、東日本の乗っているプレートがどんどん動いているようだ。
夕方のニュースで見た、埼玉県幸手市の土手の大きな断層もそのせいかな。

 結局、未明まで落ち着かないままテレビを見ていた。(仕事はちゃんとやった)

3月10日(木)

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 午後3時、約束の時間に買い取り業者の担当さんがやってきた。
必要な書類にいろいろサインをして、お金をいただき、これにて引き取り完了。

 ということで、しばし家族4人でウイングロードとの別れを惜しんでから、お見送りしました。
次のオーナーさんが大事に運転してくれることを願って。

 今まで車2台並べていた駐車場が広くなって、ちょっと寂しい気もするね。

3月9日(水)

 明日は義父の車を引き取りに来るというので、義母が車内の荷物を下ろして、車体を丁寧に洗っていた。そして最後に、御神酒をそえて「お疲れ様」。
 お義父さんとしては手放すのが心残りみたいだけど、大変なことが起きてからでは遅いからね(^^;

3月8日(火)

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 病院へ行ったあと、取材で神代植物公園へ行く。

 ヒスイカズラが開花したということで、昼で仕事を終えた怪鳥さんと撮影に出かけた。その名の通り美しいヒスイ色で、お客さんも大勢見に来ていた。

3月7日(月)

 雪になりそうな寒い雨降り。
怪鳥さんと家で仕事をしたり、同好会誌の原稿を進めたり。
春はももうちょっと先かな。

3月6日(日)

 長友選手がインテルで初ゴールをあげた!
もう感動だよっ。東京のピッチをはしていたあの子(笑)がインテルで試合に出てるだけでも「すごいっ!」て思うのに、ゴールだよ。得点だよ。
 あー、感動した。 

 あの子はどこに行っても立派に仕事をする偉い子です。(すっかり親心・笑)

3月5日(土)

110305

Jリーグ開幕! さあ、気持ちも新たに行きますヨー、J2ロード(苦笑)

 オープニングイベントとして「味の素スタジアム開業10周年記念」東京スカパラダイスオーケストラのスペシャルライブが行われた。ありがとう、スカパラ。

 試合の相手はサガン鳥栖。個人的に、かなり手強いチームだと思っています。
実際なかなか均衡が破れず、後半にようやくヒラヤマ+谷澤選手でゴール!
これが決勝点となり、無事勝利をおさめることができた。ほっ

3月4日(金)

 大学受験生が携帯電話を使ってネット上で解答を請う問題が起こり、予備校生が逮捕された。
ここのところ大学の入学案内の原稿を書いているので、とても身近な問題に感じる。

 それにしても、片手でよく器用にできるものだな……と変なところで感心(^^;
もちろん、やる方もやられた方も見直すべき事態です。

3月3日(木)

110303

 今日はひな祭。
いつものように、お義母さんがちらし寿司を作ってくれました。

 私は原稿をあれこれやって忙しかった。

 

3月2日(水)

 お義父さんの車が今月下旬に車検を迎える。でももう運転しないし、このまま残していても税金などかかるし、ということで売却することにした。
 先月からいろいろなメーカーやショップの人に来てもらい見積もりなど相談したけど、最終的に営業マンの人柄を気に入った店で売ることにした。

 車の「買い換え」は今までも経験があるけど、「売却」は初めだった。どの会社も提示額はほとんど変わらないけど、いろんな営業マン(会社の方針)がいることがわかりおもしろかった。
 私が売る相手の決め手は、「車が好き!」という誠意を感じるかどうかだった。どうせなら、気持ち良く車を売りたいからね。

3月1日(火)

 怪鳥さんが休みだったので一緒に府中市郷土の森博物館のプラネタリウムを見に行った。お目当ては『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH(ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース)』そう、小惑星探査機はやぶさをテーマにした番組だ。
 今年の一月から、探査機の帰還もいれた「ディレクターズカットバージョン」になっている。

 ずっと前から見たいと思って期待していたけど、なんて言うか、事実の方があまりにインパクトがあったせいなのか、あまり感動できなかった。もちろん、プラネタリウム番組だから感動だけを求めているワケじゃないけど、肝心のサイエンスの部分も「すごい!おもしろい!」と思えなかったんだよね~。

 でも、見てからじゃなくちゃそんな判断もできないわけで、「こういう番組だった」ということがわかった。

2月28日(月)

 午後から三鷹に行く怪鳥さんを車で送りながら、私はユーロスポーツ味の素スタジアム店へ行く。
ほしいものがあったけど、まだ発売されてなかった。

 でも店内はJリーグ開幕ムードであふれていて「いよいよだなー」って感じ。
明日から3月です!

2月27日(日)

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 ザスパ草津とプレシーズンマッチがあり、怪鳥さんと正田醤油スタジアムに行った。
ザスパ・サポの友人が試合前からいろいろ案内してくれて、スタジアム名物の美味しいものを食べたり、草津のサポーターさんを紹介してもらったり、なんだか楽しい!

 天気は良いし、レフリーは吉田寿光さんだし、気持ちがいいね♪
試合は、先制を許してしまったけど前半ロスタイムに平山の得点で追いつき、結局1-1の引き分け。

 試合後、友人の紹介でザスパサポさんたちと飲み会をした。
J2チームの人たちとの会話は、嫌みじゃなくて純粋に新鮮だった。
それはたぶん、彼らの人柄の良さでもあると思うけど。

 とにかく、楽しくて有意義な群馬行きでした。

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