2020年10月25日(日)

 この週末は訃報が2つも届き、寂しい限りです。
 お一人は、2018年にアイスランドでジャコビニ流星群(10月りゅう座流星群)を観測したときお世話になった一家の奥様。
 もうお一人は、2014年にカナリア諸島でほうおう座流星群を一緒に観測した中村純二先生。
 ご冥福を心からお祈り申し上げます。

2020年10月24日(土)

 今年の「三鷹・星と宇宙の日2020」はオンラインです。
テレビ朝日「超人女子戦士 ガリベンガーV」とタッグを組んで、大西アナウンサーがでずっぱり! YouTubeや ニコニコ生放送などでまだ見られるので、私も見逃したところを視聴しよっ♪

 終日いい天気で、きれいな秋晴れ!

 夜の「特別オンライン観望会」もよく晴れて、月・木星・土星・火星を次々と見せてらいました。
この秋はシーイング悪くて木星の模様など難しかったけど、今夜の火星の黒い模様はよく見えた☆
 怪鳥さん、中継おつかれさま。

2020年10月2日(金)

 日本学術会議の任命拒否は、日本の歴史と政治にとって大問題!
正当な理由(の発表)なく拒否するのは「政府の方針に問題ある教育を封じるため」と思われて当然。
安倍時代からこの傾向はあったが、確実に「学問の自由」反する! 

 戦時下における科学者の戦争協力への反省から、「科学が文化国家の基礎であるという確信に立って、科学者の総意の下に、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学界と提携して学術の進歩に寄与する」(日本学術会議法前文)ことを使命にしている。

 まったく歴史を顧みず、むしろ“戦前”に突き進もうとしている政府に断固、抗議する!

2020年10月1日(木)

 先週開催予定だったけど台風で延期にした「ゴーシュの会」に参加。
今回の当番さんが「なんとなく、先冬コロナで混乱していたベネチアの風景を想わせるから」と『毒蛾』を選びみんなで読む。物語は「毒蛾の大量発生で困惑する町の風景」なんだけど、いつの時代も困ったものが流行るのは苦労します。

 講座の帰りに、中秋の名月で飾るお芋や、団子を作る粉を買う。
車を止めた場所の裏手にキンモクセイがあり、甘い香りが漂ってきた!
もう、10月だもんね。この香りをかぐと「もうすぐ結婚記念日だなぁ」と思います。
匂いと記憶って、密着してるよね。

 日没後しばらくは雲が多かったけど、まもなく晴れてきれいな名月が空を渡っていく。
甘い香りの夜風のなか、しならく怪鳥さんと観月。

2020年9月22日(祝)

 連休4日目の「秋分の日」。各地の観光地は、けっこう混雑していたようです。
もともと行列は好まないんけど、コロナが流行ってから“行列”を見慣れなくなっていたので(笑)その様子をテレビの画面で見るだけでなんか疲労感。

 午前中は天気が良かったけど、だんだん下り坂に。台風も近づいてるしね。

2020年9月21日(祝)

 「敬老の日」であることを忘れ気味。やぱり9月15日だよね。

 お彼岸のお中日は明日だけど、なんとなく連休最終日はあちこち混雑しそうな気がするので、今日のうちにお墓参り。
といっても、本日でも霊園は混雑気味でした。まあ、正しい姿だよね、お彼岸にお墓参りする人波。

 義父の納骨をしてから気になっていた拝石の隙間も、ちゃんと目地止めされて良かった。
ご先祖様、これからも安らかに眠り、我が家を見守ってくださいませ。拝礼

2020年8月28日(金)

 安倍首相が持病悪化により辞任を表明した。
8月24日に連続在職日数最長になった国家主義の政権が、ようやく終わる。
この長い在職中に安全保障関連法は制定されてしまったが、憲法を変えられることなく終わりほっとした。

 たくさんの疑惑は残されたままだが、とにかく日本が“戦前”になる前に去っていただき良かった。

2020年7月31日(金)

 東京の新型コロナウイルス感染者数は、最大だった昨日の367人からいっきに跳ね上がり、今日は463人に増加。
 これまでの増加スピード(&パターン)を見ていれば「8月には400人になる」と思っていたけど、4連休による検査機関のあやで本日まとまった数になった。たぶん、このあと数字はちょっと落ちるだろうけど、増加傾向(400人台)は変わらないだろう。なぜなら、2週間前から昨日までの行動に制限がないんだから。

 昨日の都知事会見で「8月3日からアルコール提供店の営業時間を制限する」と発表された。
メディアのインタビューに答える飲食店関係者は「10時過ぎの客が来ないのは営業に響く」とか「感染防止徹底宣言ステッカーの内容にあわせるには店舗が小さくて客席を減らすと売り上げに影響する」とか、消極的な声ばかり。その気持ちはわかるけど、目先の売り上げ減を嘆くだけでは、結局いつまでも感染者が増えるばかりで営業自体が危うくなるのでは。経営者としてコロナ禍で店を維持するには、事態に応じて変化(営業の形態・内容・時間)する柔軟性が必要なのでは、と思ってしまう。

2020年7月23日(祝)

 今年初めての宮沢賢治同好会『ゴーシュの会』が開かれ、久しぶりに講座メンバーに会った。みなさんの元気なお顔を見られて嬉しかった。
 2月末の講座は新型コロナウイルス感染症の流行により自主的に中止し、その後は会場の閉鎖が続いた。こんな時だからこそ、賢治作品を読むといろいろ考えさせられた。「やまなし」は小学生の国語教科書にも載っている作品で、とても奥深いです。

 本来なら明日、東京オリンピックの開会式が行われるはずだった。そんなわけで本日は移動された祝日「海の日」で、明日は「スポーツの日」。結果的に「なぞの4連休」になり、政府は昨日から「見切り発車の『Go To トラベル キャンペーン』」を始めた。

 それをあざ笑うかのように、東京のコロナ感染者数は366人と大幅に増加し、全国では980人にのぼった。8月には途方もない人数になっているだろうし、キャンペーンにより日本中の隅々に広がってしまうだろう。

2020年6月10日(水)

 1920年に「時の記念日」が制定されて今年で100年。ということで、明石科学館では「オンラインイベント「時の記念日100周年」が行われました。

 とくに「全国天文台子午線リレー」は、北海道から沖縄まで各地の“南中”をつなぎ「地球が動いている~」って感じと、さまざまな解説員さんたちの様子が伝わって良かった。
 日本国内の時差など知識で知っていても、ああやって刻々と移り変わるのを見続けると「列島の曲がり方(西日本の方が明石からの経度が長い)」とか、いろいろ気づかされました。また、石垣島天文台はかなり北回帰線に近くて、影が非常に短くなることにあらためてびっくり!

 本来は、コロナ禍でなければいろいろな行事を盛大に行う予定だったそうですが、それでも遠隔地からオンラインでつながれて楽しかった。 「時の記念日」おめでとう!

2020年5月28日(木)

 1733年(亨保18年)の今日、隅田川の両国川開きで花火が打ち上げられた。これにちなみ、5月28日が「花火の日」になっている。この川開きは、当時の大飢饉や江戸に流行した疫病による死者供養と災厄除去を祈願して行われたという。まさにいま、同じ気持ちで花火を見上げたい。

 今年は諏訪湖で打ち上がる花火がいずれも(7月・8月・9月)中止になってしまった。夏に感染症流行がどうなっているかわからないが、何十万人も集まる大会は無理だ。
 でも、せめて夏のあいだ毎晩15分間だけ上がる「諏訪湖サマーナイト花火」はなんとか密集を避ける工夫をしてやってほしい(諏訪の夏にひとつも花火が上がらないのは寂しい)と思っていたところ、先日NHKで「徳島県阿南市の花火師が市民を元気づけるために大型連休中に短時間の花火を上げた」という地域ニュース(5月11日)を見た。花火師さんは「人が集まらないように」とあえて時間を決めずに打ち上げをし、それでも市民は花火が始まると楽しく見上げたという。
 これだ!と思い「時間不定の花火の打ち上げ」を諏訪の観光係に提案した。25日に返事が来て「実行委員会に伝えます。(略)感染状況等を注視して6月下旬に決定します」とのことだけど、前向きに検討してもらえるといいな。

2020年5月21日(木)

 本来なら今日、府中でさだまさしのコンサートが行われる予定だった。
会長さんと行くつもりでチケットも購入してあったけど、ご多分にもれず延期である。

 来年の1月には新型コロナ感染症のワクチンや特効薬ができていることを願い、流行性インフルエンザにも気をつけて、元気にさださんの歌を聴きたいものだ。

2020年5月11日(月)

 毎年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」と9月の「全国新作花火競技大会」の中止が正式に決まった。
 4月ころから全国各地の花火大会中止が発表されるなか、公式サイトでは「検討のうえ5月中旬までに発表する」となっていた。「たぶん難しいだろうなぁ……」とは思っていたけど、いざ正式にいわれるとやっぱり寂しいね。そもそも私のように東京に住む者は、お盆の帰省もはばかられる気持ち。
 
 せめて、夏休みに毎晩あげる「サマーナイト花火」が短縮版(もともと15分という短時間だけどさらに5分などの超短時間)でもできると、市民は少し「諏訪の夏だ」となぐさめられるかな。

 そんなことを考えながら御柱祭が今年じゃなくてよかった、と思う春。

2020年4月29日(祝)

 ゴールデンウイークのなかの祝日。もはやこの祝日がなんなのか(戦前の「天長節」のなごりが紆余曲折しての「昭和の日」)もぼんやりしてくる昨今、今年は新型コロナウイルス感染症拡散防止のため外出自粛で「STAY HOME週間」。良いことだと思います。

 そんななか、話題になっている「9月入学」制度。私は「日本が4月入学になった経過」はさておき、結果的に「新しい生活や学びを始める時期として、4月入学は日本の風土によく合っている」と思います。

 「受験生が時間をかせげる」とか「欧米の制度にあわせる」とかの意見はわかるが、学校という場所や制度は受験生のためだけにあるわけじゃない。誰もに与えられた教育の機会で広く学び(学び方を知る)、他者を理解しながら共存する社会生活への道筋では。

 その「スタート」を春の訪れとともに始め、植物の成長のように活性化させ、実りの秋に充実した結果をみいだし、冬に次へのステップを準備する。このスタイルは、日本で生活するときにとても自然で心地よいリズムです。

 「国際化を促進するためにグローバルスタンダートに日本もあわせる」というのも一理ある気がしますが、なんとなく「欧米が世界の中心ですべて」といわれているようで、それよりもむしろ「国や地域による固有の文化や生活の違い」を認めることも大切な国際化だと思う。例えば、日本人の名前を「苗字(場合によっては名)+さん」で呼んでくれる外国人に会うと私のアイデンティティーを尊重してくれたようで「ありがとう。私はあなたをどのように呼べばいいですか」と考えて接したくなる。

  「4月入学の国は少ない」といわれても、「9月入学じゃない国」もいろいろある。
小麦を作る国では秋に種をまいて春に収穫するし、日本では春に田んぼに苗を植えて秋に収穫する。南半球とは季節が違うし、四季の変化が少ないところもある。そんな「自然の違い」が「ライフスタイルの違い」にも関わるような気がする。(新生活を受け入れやすい気持ち)

 そもそも、感染症が9月に再燃しない保障はない。結局いつ学校再開しても、予防薬や特効薬が完成するまでは感染症の拡散具合を見ながら生活をコントロールするのだろう。

 ところで、いまは世界中の受験生が同じように困っているはず。あれ、むしろ欧米の受験生は、いまが受験へのラストスパートでは。どうしているんだろう。

2020年4月10日(金)

 ようやく東京都の緊急事態措置の内容が発表され、昨日まで国ともめていた休業要請対象も示された。
 会見全体を通して、都民の命を第一とする知事が、もっぱら経済第一で保証金も出したくない国を妥協させるのがどれほど大変だったのか伝わってきた。もちろん、2週間なんて待っていられないのは当然。
 そもそも新型コロナウイルスへの対応を担うのが「経済再生担当大臣」である時点で、国が「命より経済」を選んでいるのがよくわかる。

 とにかく、一人でも多くの人が外出しない生活を続けられることを願います。
 

2020年4月7日(水)

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 東京を含む7都府県に「緊急事態宣言」が発令された。
「経済」も「五輪」も、命あってのこと。

 最優先は「人命」であり、そのために外出を(生活に必要なことのみに)ひかえよう。
もちろん、感染の多い地域(首都圏など)から地方などへ帰省・疎開することもやめて。

 そんな緊張感あるなか、私の“小さなお友だち”から『手作りの星と月のキーホルダー』が届いた!
ありがとう。うれしいよん♪

 夜空ではスーパームーンが煌々と輝いている。
ISSも北西から南東へ、明るく反射しながら天頂を移動した。
宇宙飛行士さーん、地上は大変な騒ぎですよー。

2020年4月5日(日)

 今日も東京の感染者は100人越えの143人。こうなると、感染ルートを追うのも大変だろう。
都内の感染者は累計1000人を超えた。そろそろ、3月彼岸の三連休に感染した人たちの発症数だろうか。。。

 そんなこととは関係なく(笑)昨日、3月にネット購入したパソコンが届いた。おー、予定より早いじゃないか(^^)
 というわけで、怪鳥さんにセットアップしてもらう。さらに、これまで使っていた古~いテイストの画面に仕様を整えてもらう。
どうぞ、ご機嫌斜めにならない、あつかいやすい良い子でありますように。

2020年4月4日(土)

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 新型コロナウイルスの感染拡大は増加する一方で、東京の感染者数がとうとう100人を超えてしまった。。。
 だからといって「東京を脱出しよう」みたいな人たちが離島などのリゾート地や別荘地へ移動するのは、感染拡大につながるのでやめてほしい。感染者の多い都市部の大学生が地方の実家に帰省するのも、家族への感染(もしも高齢者がいたらなおさら)があるので、学校が休みでも控えるべきだと思う。
 私自身もふくめ感染しているかもしれないリスクを持った都市部の人間が、地方のスーパーなどでうろうろして万が一でも移してしまったら、そこの医療体制にも影響がでてしまう。(もともと住人が少ない島など、予定外の対応にせまられてしまうだろう)

 と、長野県のことを心配していたら、妹から「諏訪保健所管内で初の感染者がでた」と報告。
濃厚接触者や行動歴は調査中らしいが、拡大しないことを祈ります。

 夜空では、静かに「金星とすばる」が寄り添って光りきれいだった!
予定では、FAS府中天文同好会の観望会を開催して、多くの市民にこれを見てもらうはずだったんだけどね。

2020年3月29日(日)

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 予報通りの大雪。 「不要不急の外出」控え日和。
我が家の庭では、1週間ほど前から咲き始めたアヤメ(イチハツ)が湿った雪で倒れかかっていた(やんでから雪をはらってあげた)。

 そんな本日の「東京のコロナウイルス感染者数」はさらに更新して68人。
先週の三連休明けから40人以上の日が続き、さらに昨日は60人以上と増加の一途。
うーむ、首都閉鎖も(具体的な内容は段階的かもしれないけど)遠くないな。。。

2020年3月24日(火)

 首相とバッハ会長の電話会談によって、ようやく東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まった。
もはや注目は延期期間(秋?1年?2年?)だったわけだが、「1年程度」と発表された。
 そして案の定、聖火リレーも26日からは行わないことになった。
聖火リレー走者も、チケットも、選手選考も、みーんなまるっと1年延期でいいんじゃない。

 それよりも私が気になっているニュースが全然、注視されていないことが不満。
聖火リレーの出発地点でもあるJヴィレッジが、除染せずに返還されていたのだ!
環境団体が施設周辺を調査しなかたら、そのままのつもりだったの!?
「復興五輪」とか言いながら、原発の安全性への反省がまったくないじゃん。
指摘されて除染するまで、空間放射線量が高いなかでトレーニングや試合が行われていたなんて恐ろしい……。

2020年3月16日(月)

 感染防止のために不要不急の訪問を控えていた義叔父の高齢者住宅を久しぶりに訪問した。
介護認定変更のため調査員さんが面接に来たから。今日の義叔父は、ふだんより元気でテンションが高かった。
まあ、その不安定なところも込みで審査していただき、(私よりも直接世話をしている)スタッフさん達にとって少しでも良い環境になれたら、と思います。

 1月末で大きな仕事(『世田谷区の100年』の発行)が終わったから、この機会にパソコンを買い換えることにした。怪鳥さんに何度もいろいろ検討してらもらい、とうとう決めた! というわけで、ポチッ☆
「どうぞ、当たりのパソコンが届きますように」

2020年3月14日(土)

 予報通りの寒い一日。午後には、府中でも雪になった。
そんななか、気象庁は東京の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。
「昨日かも」と言われて咲かなかったけど、統計開始以来もっとも早い開花日となった。
開いた桜の花は、きっと寒さにビックリしてるんじゃないかな(笑)

2020年3月12日(木)

 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大について、パンデミック(世界的な流行)だと宣言した。
といっても各地域の感染防止対応が急に変わるわけではないが、「東京オリンピック開催」にとっては「延期や中止の理由」が増えた状況である。

 そんななか、ギリシャでは聖火採火式が行われた。ネットで中継を見たけど、こんな風にセレモニーしてるんだ。

 暖かい一日で、庭のアンズもハクモクレンも満開状態。東京の桜(ソメイヨシノ)の開花も間近だな。

2020年3月1日(日)

 マスクの売り切れは仕方ないにしても、トイレットペーパーなどの紙製品や、米などの食品など、デマだと言われても買わずにいられない人たちの心理が、本当に恐ろしい。普通にしていれば手に入る物も、こんなふうにみんながストックしたら、流通が混乱してかえって自分たちの首を絞めるのに……。
 そして、本当に必要(花粉症や病気など)の人に必要な物(ティッシュや薬)が安定してまわらなくなってしまう。
 「デマだと分かっているけど、念のため買っておく」ことはある意味、悪いことに加担しているのと同じことだと言いたい。一人の混乱が積み重なると日本中が混乱して、感染拡大の防止対策以外のことに手間が取られてしまう。そんなことをしていたら、新型肺炎の収束という一番大切なことが、どんどん遅れてしまう。

 メディアは(テレビもSNSも)「それはデマです」と言うだけじゃなく、「デマだとわかっていてストック買いすることが、社会の混乱に拍車をかける。その行動は自身にとっても(首を絞め)、他者にとっても(迷惑)悪である」と知らしめてほしい。

2020年1月31日(金)

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  昨春から取材し、ずっと制作してきた『世田谷区の100年』が完成した。出版社から届いた本を手にとり、しみじみと安堵した。やっとできあがったー!

 これままでも『長野「地理・地名・地図」の謎』など自分の本ができたときは嬉しかったが、今回は喜びもひとしおだ。
 数年間の介護生活中レギュラー仕事以外は積極的に行わなくて、久しぶりに携わった大作。前回の『世田谷区の昭和』編集に比べ、すっかり体力も集中力も記憶力も衰えて本当に苦労した。前回も最後のほうはバタバタでストレスに倒れそうだったが、今回は最初からずっと心配で毎日ストレスを抱えていた。とくに執筆期間はインフルエンザにかかり5日間も倒れ込み、ただでさえ足りない時間がもうなくなった(笑) 結局、おきてやぶりの締め切りブッチm(__)m 出版社の担当者に大きな迷惑をかけながら、ようやくたどり着きました。

 午後になって、写真を貸してくれり執筆してくれたりとさまざまに協力してくれた方々からの電話やメールがきた。みんな完成本が届き、一様に喜んでくれた。この声と、多くの出会いが、今回の何よりのご褒美です。

 みなさん、ありがとうございました。

2019年8月14日(水)

 夜明け前にキャップ場に戻り就寝し、昼前に起きる。
私と怪鳥さんは予定があり、みんなとは別行動。みんなは、キャンプ場の近くにある大滝にでかけた。

 2人で山を下りて、実家に戻る。
昼過ぎに、お隣の小母さんの娘が挨拶に来た。高齢になった小母さんが久しぶりに自宅へ戻ったというので、妹と会いにいった。
数年前に小父さんが亡くなってからあまり姿を見かけなくなったけど、90歳になったという小母さんに会えてとても嬉しかった。

 午後3時ころ、いつもの僧侶が来て棚経をあげてくれた。
この方に会うのは一年に一度だけど、やっぱり落ちつくね。

 夕方、山梨で行われる天皇杯「ヴァンフォーレ甲府vsFC東京」戦を見るために、中銀スタジアムへ行く。雨の中央道で虹を見たけど、試合内容はまったくふるわなかった。8月に天皇杯敗退するとは、ホントつまらない!
 雨で合羽も荷物袋もすっかり濡れて、気分も落ち込んだまま、夜10時ころ蓼科へ戻る。

 ちょうど、悪天候により観測をあきらめて降りてきたメンバーと合流する。
私は疲れてしまいすぐバンガローで寝たけど、怪鳥さんはほかのメンバーと外で流星を見ていた。
(未明に明るい火球が流れて、怪鳥さんは喜んでいた) 

2019年8月13日(火)

 3人でお墓参り。
見慣れぬ新しい建物が建っていて、合同墓地だった。これなら墓守の親族がいなくても、永眠できるね。
 我が家の墓は、草取り道具を持ってこなかったので、手でブチブチと抜き取る(笑) まあ、これで許しね。
本日供える天麩羅や天ぷら饅頭など買って帰宅。

 夕方、早めに迎え火をして、私と怪鳥さんは天文同好会メンバーのいる蓼科へ向かう。
今回は初めて宿泊するキャンプ場(のバンガロー)で、炊飯器が使えないなどちょっと今までと違ったけど、みんなが作ってくれたカレーは美味しかった。

 天候がちょっと心配だったけど、いつもの蓼科山七合目の観測地へ移動する。
夜半過ぎには晴れている時間が増えて、天の川も見えて、流星観測もできた。
でも、昔よりペルセウス座流星群の数や派手さが減った気がする。
ついでに、観測中の寒さも、昔は厳しかった。 

2019年8月12日(休)

 山の日は昨日で、今日は振替休日。まあ、ハッピーマンデー制度のせいで、だんだん祝日の意味を感じにくくなってるんだけどね。

 今日は予定のない一日で、洗濯したりお盆準備の買い物したりと、のんびり。
近所にある秋葉神社の境内からは、ミンミンゼミの音や子ども神輿の声や、明日行う盆踊りの音楽が聞こえてきて、「あー諏訪のお盆だ~」って思う。

 妹と仏壇の盆飾りなど済ませたら、夕方から眠くなって、お昼寝じゃなくて夕寝(笑)
毎晩行われている「諏訪湖サマーナイト花火」の打ち上げが聞こえたの起きて、3人で遅い夕飯。

 深夜、ふたたびびいずみ湖でペルセウス座流星群の観測。
怪鳥さんの予報通り出現数が増えて、月が沈んでからは明るい流星がいくつも見えた。かなり満足★★

2019年8月11日(日)

 叔父の火葬に参列するため我ら3人は、午前10時半に私の車で松本へ向かう。
お盆前の週末だし、午前中の高速道路は渋滞するか少し心配したけど、順調に到着した。
長姉夫婦も早朝に神奈川県を出て、松本まで来た。

 叔父の棺を乗せた車は、自宅や昔の勤務先や馴染みの場所を巡ってから到着した。
最後に、もう一度お顔を見て、お別れをする。

 叔父の骨はとてもしっかりしていて、大きな壺にぎっしり納まった。
このあとはお盆明けの葬儀まで、叔父はしばらくご自宅の祭壇で過ごします。

 ひと通り終わった後、叔母の家に寄る。
子どものころ度々来た家はほとんど変わっていなくて、懐かしかった。
 
 今日も暑い一日だった。

 夜、怪鳥さんがペルセウス座流星群の観測をしたいというので、霧ヶ峰に向かう。
しかし予想通り霧だったから、少し降りていずみ湖で観測する。
 月が明るいことはわかっていたし、極大前だったから期待はそれほどしてなかったけど、いくつか群流星が見られて私は満足★

2019年8月10日(土)

 やっぱり運転中に眠くなり、途中のサービスエリアで仮眠をとる。結局、夜明けごろ諏訪に着いた。
昼頃まで寝るが、信州でも昼間は暑い(暖房費のかさむ諏訪の実家にクーラーはない)。

 午後から、通夜に参列する準備をする。
2時半、妹の車に私と怪鳥さんも乗って、松本のセレモニーホールへ向かう。高速道路を使わず妹が知っている抜け道を駆使し、順調に到着。途中の塩嶺峠で、知らぬ間に新しい道が開通していてビックリ。これなら、ノンストレスで峠越えできるわ。

 亡くなった叔父は、春ころから肺炎で入院していたとのこと。喪主を務める従兄はこの半年間たびたび見舞いをし、それなりにお世話ができた様子だった。
年齢も90歳を超えていたし、好きなこともいっぱいして、きっと叔父自身も寿命をまっとうでき満足しているんじゃないかな。

 お通夜のお経の後、僧侶様に教わりながら皆で旅支度をととのえてあげて納棺した。実家と同じ曹洞宗で、この手順もお馴染みのせいか、見送るこちらの気持ちも落ちつく。
 あらためて、これまで知らなかった叔父の半生を聞く。合唱 

2019年8月9日(金)

 本当は在宅仕事の予定だったけど、急遽届けなくてはいけないものがあり世田谷までひとっ走り。
今夜から諏訪に移動することにしたので、ついでにガソリンを入れたり冷却水を交換したり、長距離運転の準備もした。

 毎年この時期には、同好会メンバーとのペルセウス座流星群の観測旅行や、実家へのお盆帰省などで長野県に出かけていたけど、今回はそれに加えて葬儀関係の衣類やサッカー観戦の荷物も持って行くから、準備が大変だった。

 深夜、やっと荷物整えて車に積み込み出発!
なんだかいろいろ足りない気がして(いつも以上に)心配だけど、とにかく出かけなくては。
 何はともあれ、事故やケガをせず滞りなくこの期間を過ごさなくては。

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